「追憶の断片~アンソロジー1969-1998」を聴く。
冬コミの帰りに某プログレ館に寄ったら、かかっていたのにゃ。といっても、音はプログレではなく、ジミ・ヘン、クリーム、ブルー・チアー直系のハード・ロックなのにゃ。バンドのリーダーは「イタリアのジミ・ヘン」と呼ばれるバンビ・フォッサーティ。音の厚み、色彩感覚、フレーズの多彩さ・・・等、そう呼ばれるだけのことはあるギタリストにゃ。ギターだけじゃなく、ボーカルもいい。声がモーターヘッドのレミーに似ている。イタリア語の歌詞の響きがなんとも野卑な感じがして、バンドの音にぴったりにゃ。
1969年の音よりも1998年の音の方が荒々しくて、ジミ・ヘンに近いのがすばらしい。この作品はCDとドキュメンタリーDVDがセットになっているが、まだDVDの方は見ていない。まさかギターを燃やしたりはしていないだろうが、どうなんだろ?