某ショップで

2011-01-31 19:02:44 | 自転車

クロモリのロードバイクに試乗。アンカーRNC3のかなり年季の入ったモデルで、何代か前のティアグラがついている。フロント・フォークはカーボン製にゃ。

 初クロモリだったけど、走っていてフレームが変形するのがわかる。それによって路面からの衝撃が逃げていき、フレームは長持ちするんだろうけど・・・・・・。 正直、うざい感じがする。路面の情報をいちいちフレームが伝えてきて、非常にうるさい。「そんなモンまで拾うなよ」、と突っ込みたくなる。クロモリ特有の「しなやかさ」と言えば聞こえはいいが、ワシには単なる「振動」、「ノイズ」としか思えない。

 もっと悪いのは、路面からの衝撃が逃げるのと同じ理屈で、ペダリング・パワーも逃げていくことだ。力が、フレームの変形に消費されてしまう。だから、クロモリはもともと重いんだけど、なおさら重く感じてしまう。苦労している割に、速く走れない。
 
 これでは、とても長距離を走る気になれない。いくら乗り心地がよくても(個人的には大いに疑問だが)、楽に高速巡航できないのでは、話にならない。試乗を終えて、自分のラレー・カールトンC/C(アルミ)に乗って帰ったけど、なんて静かで、軽くて、速いんだろうと感動したにょ。

 クロモリロードのシンプルな佇まいには憧れるが、買うとしたらアルミ並に硬いフレームを選択するだろう。専門誌はクロモリの「しなやかさ」を強調するけど、間違っていると思うぞ。
コメント
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