塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ミズノ、日本製スニーカーでファン拡大へ

2017-03-31 01:23:04 | 日記
 ミズノがウエーブライダーやモレリアでシリアス・アスリートを支援している一方、スニーカーや肌着でも高い評価を得ていることは有名です。

 実は過去、ミズノは自社の頭文字「Ⅿ」を靴のサイドに施しており、最近は復刻スニーカーとして評判をS詰めています。

 公式サイトではアッパーを重厚なスエード、レザーで施したものからナイロン素材まで幾つか確認できますが、これらがすべて日本製であることも特筆と思います。

 トランプ米国大統領も米国生産を促し、トヨタにCMと車メーカーの多くが追随していますが、雇用が賄えるかと言えばそうではなく

 1・部品の調達を米国で行えば製造コストが高くなる
 2・米国籍の人材だけでは、製造工場の人数を賄えない

 という矛盾が生じてしまいます。

 ミズノ以外ですと、パトリックやコンバース、月星が日本製のスニーカーを製造していますが、当然ですが現在の米国のような極端な製造ではなく、資材の調達や機械は海外製もあると思います。

 簡単に言えばバランスを見ている、形になります。

 そう、今スポーツ・ブランドはこのバランスが必要ですよね。

 ミズノが今後もスニーカーを作り続けることで

 1・マラソン競技の愛好家に靴を供給できる
 2・スニーカーの品質をファンが認めれば、ジャージや肌着の購入の期待できる

 という相乗効果が表れると思いますね。

 ヒュンメルが仲里依紗さんを広告塔に起用しますが、シリアス・アスリートと街着の堺は、もはやあるようで無いと考えるのが得策でしょう。

 そう思うと、やはりスニーカーの販売は大きなカギになると感じます。
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指揮官にとってセンスとは何か

2017-03-31 01:04:03 | 日記
 1990年代、マイケル・ジョーダンと共にNBAで大きな話題を提供したのがデニス・ロドマンです。

 ナイキからコンバースへ契約を変更した際も大きな話題となり、来日した際は子供たちにオールスターをプレゼントする光景も見られた、いかつい外見とは別に実に感受的で繊細な選手でした。

 彼はデトロイト・ピストンズにドラフト指名され、そこで師事したチャック・デイリーを

 「コーチ・デイリーは俺にとって神だ」

 と称えるほど、彼が投げかける声に感激していました。

 ロドマンはその後、サンアントニオ・スパーズに移籍しますが、破天荒なふるまいで周囲のひんしゅくを買い、ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに移籍しますが、この遺跡はスキャンダルの扱いを受けました。

 ロドマンの感性とジョーダンの感性、そして率いるフィル・ジャクソンとのぶつかりあいが懸念されたのですが、この不安は的外れに終わり、ブルズは彼の加入後、見事リーグ3連覇を果たします。

 ロドマンは多くの批判受けましたが

 「センスのない人間が俺を批判をするな」
 「責任の取り方を知らない、謝罪すようとすらしない輩が文句を言うな」

 という気持ちが、心の根底にあったと思います。
 
 簡単に批判する人間が、どう考えても俺より研究もしていなければ、汗もかいていない、という自負心があり、コーチ・デイリーとコーチ・ジャクソンはその例外だった、というわけです。

 サッカーでも監督は間違いなくセンスが求められます。

 僕は昇進を希望しませんし、誰かの誤りを正そうとも、上の立場になりたいとも思いません。

 サッカーのコーチも当然上のカテゴリーで活躍したいでしょうし、20代前半で主任や課長職に就く方もいるでしょう。

 それはそれで結構ですが、根本的に場数が浅いことは馬脚を現す、要は周囲からの質問に答えるだけの実地経験を持たない、責任の取り方をしらない、基礎は愚か人が嫌がることも進んではしないでしょう。

 サッキが敬愛されたのは、やはりゾーン・プレスを生み出しただけでなく、実地経験に基づいた理論だったためです。

 センスというのはそんな簡単に得られませんから。
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