塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中東各国の応援風景を顧みて

2017-03-24 02:50:50 | 日記
 日本と同組の中東3か国は、サウジがナイキとUAEはアディダス、イラクはヤコだったと思いますが、それぞれで契約を結んでいます。

 それは当然なのですが、一方で中東諸国と契約することに、ブランドはうま味が無いのではないでしょうか?

 中東と言えば白装束、白装束と言えば中東、と連想が成立できますが、僕たち部外者が民族衣装に口出しするのは、やはり御法度のように感じます。

 彼らにとって伝統と歴史を持つ衣装なわけですから。

 しかし、ブランドからすれば

 スタジアムでは同国のジャージを着てほしいのではないか
 マフラーやチャントが鳴り響いてほしい
 敗北濃厚でも、スタジアムに残ってほしい

 と感じることが多いように思います。

 日本では代表、クラブのいずれも、海賊版は皆無、ファンは歌を歌い、タオルマフラーやレプリカを着て選手名を叫ぶ、言い換えれば

 ブランドが支援する意義
 ファンがブランドを支持する意義

 がスタジアムに行けばすぐにわかります。

 中東はレプリカもマフラーも、応援歌もなく、一種独特の雰囲気で試合をするわけですが、彼らが敵地に出向いた際、応援風景はどのように見えるのでしょうか?

 UAEが叡智を結集してロシアに向けた努力をしていることはわかります。

 一方で選手たちが日本を含む他のアジア諸国、そして欧州でプレイし、応援風景を少しずつファンに説いてゆくことができれば、その時は更なる歓喜があるように思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表、ロシアに一歩近づく勝利を得る

2017-03-24 02:36:55 | 日記
 日本代表はアルアインの地でロシアに一歩、歩み寄りましたね。

 従来の4-2-3-1を4-3-3の逆三角形で構成した中盤は、最後まで見事にバランスを維持することができました。

 長谷部の離脱がどう影響するかは戦前から指摘されましたが、山口を含めて人選はもう一度見直すべきでしょうし、僕は最後、FWの交代が相次ぐことが無ければ、森重の代わりに植田を投入してほしかったのですが。

 監督はUAEに挑む選手に

 「場数を踏み、相手の挑発に乗らない選手」

 を招集しました。

 つまり、今野という実績を持つ選手を再招集した形ですが、僕はヴィッセルに移籍した高橋秀人のように、広い視野を持つ選手も面白いと思います。

 3センターならば、ヘーレンフェーンの小林も注目に値しますし、従来の2センターならば、大島と井手口だけでなく、フロンターレから谷口、サガンの原口なども視野に入ると感じます。

 これで勝ち点は13となり、サウジアラビアと並びました。

 正直、リヤドで戦う方がアルアインで戦うよりも難しいことは間違いないでしょう。

 サウジアラビアでは過去、1995年のインターコンチネンタル・カップ、オシム体制のアジアカップ予選などで遠征した過去があります。

 サウジは国内の治安維持を目的に、外国籍の入国に厳しいですから、一般の方で出かけようと思う方はまずいないと思います。

 アル・ヒラルやアル・イテハドのような名門があるサウジですが、今の日本はJクラブ、海外クラブの招集対象が、どこかバランスよく見えるのは気のせいでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする