塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

オペルと90年代の欧州サッカーとの関わりを思い出す

2017-03-09 01:23:37 | 日記
 ドイツ車と言えば通常、ポルシェにワーゲン、ベンツが連想されることでしょう。

 それだけオペルの印象は薄い、というわけです。

 アウディがワーゲンの傘下であることは知られていますが、アウディがある意味ワーゲン以上に高評価されており、北米市場でも大変な人気であり、日本代表のスポンサーでも知られています。

 一方のオペル、ずいぶんと長い間米国ゼネラル・モータースの傘下にあったのですね。

 そしてGMがルノーにオペルの権利を売却することで

 1・GMは欧州市場からの撤退と、生産台数の減少
 2・ルノーは日産と三菱を合わせ、より大きなシェアを得る

 と報道されています。

 僕が思うオペルと言えば「ヴィータ」という小型自動車の評判と、ミラン、PSGとバイエルンの胸スポンサーだった90年代です。

 当時のパリはレオナルドやライーというブラジル代表が織りなす攻撃に、ファンが熱狂していました。

 ミランは今のような苦境ではなく、バレージにマルディーニ、コスタクルタとイタリアらしい守備も名手が存在し、攻撃陣はサビチェビッチやボバンなど、多くの名手が在籍していたものです。

 ワールド・サッカーグラフィックの裏表紙には、よくサッカーと車を混ぜたオペルの広告が掲載されていたものです。

 パリとバイエルンは、様々な葛藤の中で成長していますが、ミランだけは右肩下がりに成長が鈍化し、今は買収が暗礁に乗り上げています。

 今後、オペルがどのような車を生み出し、本国ドイツ以外にも支持基盤を拡大していくのか、僕にはわかりませんが、往年の勢いを知る人間からすれば、寂しい印象を持ちます。
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改めて思う、素足感覚という表現

2017-03-09 01:08:24 | 日記
 昔の漫画では、歯ブラシの上にてんこ盛りの歯磨き粉で歯を磨く場面が、多く見られた、ような気がします。

 実際のところ、現在の歯磨き粉の多くは、研磨剤と呼ばれる歯の表面を削ってしまいかねない成分が多いと聞きました。

 サンスター、ライオン、花王など日本のブランドがこれらの素材を用いているのか、正直わかりかねますが、なるほど、最近は歯磨き粉いらずの歯ブラシが数多く販売されている理由がわかります。

 適量がどの程度なのか。

 ここも重要なのですが、歯磨き粉なしでどこまで歯周病や口臭が防げるのか。

 この点も説明して頂けたら、と思います。

 サッカーでも同様に、余計な物を省いた感触を選手が求めています。

 それが「素足感覚」というもので、ナイキのフライニットは靴下を履いているような感覚で履ける素材として開発されました。

 またアシックスのDSライトのように、軽量化を推進しながらソールの開発に重点を置いた靴もあります。

 サッカーはバスケットのような屋内競技ではないため

 1・世界各国で芝と土の状態が異なる
 2・当日の天候も大きく影響する
 3・欧州ではミックス・ソールが好まれる

 というように、Jリーグとは選手の意識も変化します。

 今後も「素足感覚」はブランドにとって大切なキーワードでしょうが、大切なのは選手が求める素足感覚が、個々で異なるという点であり、だからこそ開発しがいがある。

 のかもしれません。
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