塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

全盛期を知れば増す空しさの理由

2014-08-18 23:28:53 | 日記
 携帯電話が市場を席巻した背景には、カメラ機能を付けた事が大きいとおもいます。

 僕の折り畳み式携帯のカメラも、随分きれいな写真が撮れますし、南長野運動公園の姿、千曲市サッカー場で行われた夏のインターハイといった、サッカー関係の写真が納まっています。
 
 普段、僕は写真を撮る事も摂られる事もまずありませんが、カメラ機能が

 「携帯を身近にした」

 要因である事は間違いないでしょう。

 僕の携帯画像の中には、今病魔で苦しんでいる雌猫の元気な姿が残っています。

 かけがえのない大切な時間、元気だった時の表情、そして痩せた今の死型を見ると、本当に切ないですし、なるほど、日本でもペット市場が年々増加傾向にあることが非常によくわかります。

 この

 「全盛期を知るつらさ」

 は、サッカー・ファンにも言えますよね。

 例えばユヴェントス。

 彼らは1987年にミッシェル・プラティニが引退後、9年間スクデットから見放されます。

 インテルの18年に比べれば随分短い空白ですが、ユヴェントスからすれば補強も巧く行かず、度重なる監督交代を繰り返す、まさに低迷期でした。

 イアン・ラッシュ、アンドレアス・メラー、トーマス・ヘスラーにロベルト・バッジョ。

 プラティニという攻撃の核を失った以上、MFとFWの補強に必然性があるのは確かでしたが、彼らがかみ合うことなうミランの雄叫びを眺めるだけの時期が続きました。

 ですから当時のファンは

 「プラティニがいたころは良かった」

 と痛切に感じたでしょうね。

 1985年に来日した時は、GKのタッコーニ、FWのセレーナ、そしてMFラウドルップとプラティニと取り巻く周囲も優秀でしたから。
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プロとしての喜びと苦しみ

2014-08-18 01:24:17 | 日記
 僕は案外幸せ者かもしれません。

 アマチュアのリーグとは言え、長野パルセイロが北信越リーグで優勝した2008年9月7日、その場所に居合わせ、昨年12月1日にはJFL優勝パレードに参加できましたから。

 Jリーグにはリーグ戦と二つのカップ戦があり、それぞれ優勝を争います。

 でも勝者は一クラブしかありません。

 アントラーズのように幾度も優勝を味わうクラブの方が例外であり、多くのファンはクラブが優勝する瞬間を味わう事のの方が少ないですね。

 それは

 1・クラブの財政問題
 2・監督と選手補強の誤算
 3・連敗から脱出できない

 など、様々な要因から成り立っていますが、優勝経験のあるクラブは

 「優勝するための術」

 を体感している事も大きいと言えます。

 グランパスエイトが2010年優勝、2011年2位でシーズンを終えた後、成績か急下降してしまいましたが、それは代謝の問題かもしれませんし、補強の有無かもしれません。

 それだけサッカーの現場は生ものという意味でしょうか。

 パルセイロは今まで昇格しかしてきませんでしたが、カテゴリーが上がることで残留争い、優勝争い、中だるみの全てを味わう形になります。

 だからこそ、過去の優勝がいとおしいと思う反面、プロ化した今こと優勝を逃してはならないという意味もあるのです。
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僕が思う、外国籍選手獲得について

2014-08-18 00:01:19 | 日記
 セレッソ大阪に元ドイツ代表FW、カカウが加入しました。

 降格圏に沈むという現状を、僕だけでなく多くの方が開幕前には及びもしなかったでしょうし、何よりセレッソの選手達とファンが

 「こんなはずではなかった」

 と思っているはずです。

 フォルランとカカウのように、名の通った外国籍選手が来日してくれることは、来日という事実そのものがニュース・バリューを生み、記者は記事を書く作業が簡単になります。

 その一方で僕がピクシーとグランパスエイトのように

 「一度獲得した外国籍選手が、長年在籍できるようになる間柄」

 も必要だと思います。

 ピクシーのように7年も日本に留まり続けた例は当然「例外」なのですが、支柱となる外国籍選手が存在するだけで、クラブの選手補強は円滑に進むと思います。

 アントラーズのようにジョルジーニョ、レオナルド、ジーコのように在籍期間が短くとも、特大な影響力を与えた選手はいますし、ガンバならエムボマ、ヴェルディならエジムンドが相当するでしょうね。

 クラブの懐事情もありますし、一概の僕が当てはまるとも思いません。

 それでも、

 「外国籍選手をとっかえひっかえするリスクを軽減させること」

 は今後不可欠の要因になると感じます。

 アルディージャやズラタンとノヴァコビッチで躍進を遂げ、レッズが2000年代中期の好成績を挙げた理由には、アルパイ、ワシントン、ポンテ、ニキョフォロフという各国代表クラスが揃っていました。

 ですから、外国籍選手の獲得には慎重さと丁寧さが、今後ますます必要になるのではないでしょうか?
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