塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レアル、新シーズンは4-3-3が基本か

2014-08-14 01:56:24 | 日記
 1トップにベンゼマ、両翼にはベイルとロナウド。

 新シーズンのレアルが基本布陣を4-3-3と仮定しますと、前線の3人は彼らが軸になると思います。

 中盤は逆三角形の形となり、サミ・ケディラがモドリッチとハメス・ロドリゲスを支える形になると予想しますが、昨年獲得したイスコ、イジャラメンティに出番は回ってくるでしょうか?

 モウリーニョの就任初年度、ラシン・サンタンデールからセルヒオ・カナレスを獲得するも、翌年にはバレンシアに放出されてしまいました。

 ラシン・サンタンデールのように、降格回避を目標にするクラブと、常に王座を狙うクラブでは、サラリーの規模、ファンとメディアから尋常でない視線、そしてすぐに求められる戦術理解度。

 カナレスにとっては

 「未知の体験」

 だったはずです。

 ディ・マリアは今の所残留する可能性もありますが、1度放出リストに載ったと言う出来事が、そんな簡単にフッ祝出来るとは思えませんし、競争が厳しすぎる事もマイナスに働きます。

 「俺はチャンピオンズ・リーグ決勝でMVPに輝いたのに」

 という気持ちが足かせになるようでは、ディ・マリアはレアルでの生活に苦しむように思えます。

 レアルは欧州王者としてクラブ・ワールドカップの為にモロッコ遠征がありますし、主力の殆どがバカンスを楽しむ余裕がありませんでした。

 ですから起用できる選手が多ければ多いほど、アンチェロッティにすれば喜ばしいのかもしれませんが、それは高給取りをベンチに置くというリスクを生み、彼の立場を危うくするかもしれません。

 レアルからすれば、優勝するのが当然と言う意識でいますしね。
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リーダーに憧れるという気持ち

2014-08-14 01:34:14 | 日記
 通常の文春文庫ではなく、「文春文庫ライブラリー」というシリーズがあります。

 文庫でありながら、2000円出してようやくおつりがくるくらい、買うのに勇気がいるシリーズですが、店頭でめくった際の印象はお金を払う価値があるというものでした。

 先日、ワールドカップの頃でしたか、この文春文庫ライブラリーから刊行されている、リチャード・ニクソン著

 「指導者とは」

 という作品がありまして、今度購入したいと思います。

 記者の方は文中の中にある指導者、チャーチルやマッカーサーの姿に、各国の代表監督を重ねたのでしょうね。

 今、僕が読んでいる本は集英社新書

 「リーダーは半歩前を歩け カン・サンジュン著」

 ですが、自分でも呆れてしまいます。

 僕は権力を持つ気もなければ、人々を束ねたいと言う気持ちは無いのに、どこかでサッカー監督や指導者の姿を追いかけているのですが、僕は集団よりもひとりでいる方が落ちくのですが。

 カン・サンジュン氏が

 「リーダーは孤独である」

 と記していますが、一人が好きな考えと孤独は当然異なるもので、店頭でサッカー監督の自伝や方法論を読んでいる方も、僕と同じように自分に呆れているかもしれませんね。

 ロベルト・マンチーニのように、最初からトップのクラブを率いる幸運に恵まれた指揮官もいれば、アントニオ・コンテのように地方クラブで体験を積み重ねた指揮官もいます。

 そうした中で

 「自分と似た歩みを持つ指揮官」

 に、皆どこか憧れと敬意を持つのかもしれませんが、一番先に解雇されるのもまた指揮官なのです。
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