エスパルスの監督交代を僕なりに考察する

　エスパルスは３－０で勝利したレイソル戦の直後に、ゴトビ監督解任を報じました。

　識者の多くが

　「ワールドカップの期間中にすべきだったのでは？」
　「大榎監督の人望はわかるが、もっと時間をあげるべきだった」

　と語っており、監督自身もこのタイミングでの要請は考えていなかった模様です。

　ただ、スポーツナビのコラムやサッカー・ダイジェストの記事を読みますと、監督解任のＸデーは、確実に迫っていたと言う事です。

　レイソル戦、ゴトビ氏は

　「ラインをもっと高く設定しろ！」

　と叫んだそうですが、選手たちは自分たちの意思でラインを落ち着かせ、結果、完封勝利を得たことでゴトビ氏も黙るしかなかったと言います。

　もう、これは

　「越権行為か否か」

　と言う問題を超えていますね。

　２００２年の日本代表が、現状のフラット３では打破できないと判断し、ラインをあげすぎないことでトルシエの戦術を逸脱した例は、非常にしれれたエピソードです。

　エスパルスも２００２年の代表も

　「監督の意見よりも、我々の方が理に適った行動ができる」

　と判断したことでの勝ち点３であり、もう監督とは決別するしか方法が残されていませんでした。

　僕も日々の業務で

　「主任の面子がつぶれないように」

　と思います。

　それは最後に責任を取るのが主任であり、責任を取ってもらうならば、僕たちはケアレスミスではなく、全力を尽くした、知恵を出し合った上のでもミスでなければ、主任は単なる

　「お飾りの存在」

　でしか無い為です。

　一方で主任はこうお考えだが、実際はこうした方が良いと思うがと、胸に言葉を飲み込むこともしばしばありまして、そこがジレンマなのも確かです。

マックでコーラを飲みながら考える

　中国産の鶏肉が不具合だった点で、マクドナルドが更に苦戦していると言われています。

　今日、立ち寄ってみましたが、一般で囁かれているような閑古鳥の状況ではなく、先日コカ・コーラとのタイアップで入手した無料チケットで、ハンバーガーとコーラを食べる事ができました。

　ハンバーガーを頬張りながら感じたことは

　「もし将来、パルセイロがスタジアムで売店を募るならば、ファーストフード店はあるべきだ」

　というものです。

　僕が観戦時、弁当と水筒を用意するのは

　１・飲食代を抑える為
　２・ハーフタイム中に席を立つのが煩わしい

　という２点の為です。

　僕のような一人観戦では飲食費はさほどでもないでしょうが、ご家族が食事を摂るならば、やはり弁当を持参したいと思うでしょう。

　交通費、入場券、衣類だけで相当お金を使っていますし、終了後に食事をしたいのいならば、冷暖房が完備され、低価格で皆が喜び、お腹が一杯になる食事が欲しいと思うでしょうから。

　長野県は雑誌での紹介もあるように

　「クラフト・ビール」

　が数多く市販されています。

　僕の働くスーパーでも、軽井沢の「ヤッホー・ブルーイング」の商品を扱っていますし、売店でこうした地ビールの提供はあるでしょう。

　地元産の食材、例えば千曲市の杏、松代の長芋、信州産の米を使う店舗があるのは嬉しいですが、単に安くて速い食事が出来る店の並立も不可欠、のように思えます。

スポルティング・リスボン、今季からマクロンとタッグを組む

　週刊サッカー・ダイジェストを立ち読みしていると、スポルティング・リスボンがスポンサーをプーマからマクロンに変更したことがわかりました。

　スポルティングに移籍した田中順也が、現地メディアも一目置く活躍をしており、ダイジェストにも彼の写真が大きく掲載されていた為に気づいた、というわけです。

　今マクロンは３強に次ぐ、勢いがあると思います。

　昨シーズンはナポリに迷彩デザインを提供して周囲の度肝を抜き、アストン・ヴィラ、ベティス、モナコと各国の老舗と契約を交わす彼らは、今注目のブランドと言えます。

　日本もボネーラ（ギラヴァンツ北九州）スボルメ（アビスパ福岡）ゴル（ＦＣ岐阜）、そしてザスパ・クサツ群馬と契約するフィンタと、様々なブランンドが競合していますから、そのうち

　「マクロンと契約締結」
　
　というクラブが現れるかもしれません。

　マクロンの機能が３強を凌ぐかと言えば、そうではないでしょう。

　ただ、これは僕の印象にすぎませんが、マクロンは

　「３強やそれに次ぐブランドとの契約が切れた後に、自社との契約を申し込む」

　と言う印象があります。

　モナコはアディダス、ヴィラはヒュンメルにナイキ、ベティスはカッパと、過去に有名ブランドと契約していた時期がありますが、常に契約更新、というわけにはいきません。

　恐らくマクロンは

　「自社を売り込むプレゼン」

　にも長けているのでしょう。

　用具だけの提供か、金銭を伴う契約なのか、判断できませんがマクロンの影響力は今後も拡大してゆくことでしょう。
　

部活はやっぱりお金がかかる？

　僕は中学と高校で卓球部に在籍していましたが、母には随分とお金を工面してもらいました。

　成長期ですから購入したジャージが小さくなって買い替える事はしかたありませんが、卓球は靴、ラケット、ラケットに貼るラバーなど、用具を揃えるのに、沢山お金がかかるんです。

　また、馬鹿にならないのが

　「ピンポン玉」

　を買うお金で、サッカーボールが持つ耐久性は、セルロイドには当然ありませんしね。

　今も昔も自分の子供が学校で清々しく生活することは、両親にとって何よりでしょうが、一方で卓球、サッカーに限らず、用具を揃える際のお金は本当に大変だと思います。

　ワールド・サッカーダイジェスト１９９７年６月号７８ページに

　「高級レザーなのに６８００円でホント！？」

　というタイトルで、サッカースパイクが登場しています。

　（株）ユニティー（僕は聞いたことがないのですが）が発売した「スパイクシューズ　パリス９８」は、製造直販という強みを生かし、６８００円と言う値段を実現したとあります。

　加えて日本製であり、足型も合うということでの広告ですが、今の商品に例えますと

　「格安スマートフォン」

　による価格破壊、のような物でしょうか？

　この号ではディアドラのスパイク広告も確認でき、一番安い物でも１０８００円ですから、４桁でスパイクが買えるのは本当に凄いことですね。

　成長期の子供はとかく、有名選手モデル、有名ブランドをねだるものですが、そこに両親と子供の綱引きがある、そんなように思えます。