塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長友がスペインのマジョルカへ移籍か?

2010-05-19 22:51:01 | 日記
 ドイツに移籍が決まった香川と内田のふたりに続き、FC東京の長友がスペインのマジョルカを移籍交渉を行っているという話を耳にしましたが、同様の方がいらっしゃるでしょうか?

 しかし今日のスポーツナビによると、マジョルカは来季のチャンピオンズ・リーグの出場は決まっていますが、94億3500万円という莫大な夫妻を抱えていて、近日中に債務整理を申請するそうなんです。

 この債務が長友の移籍話を中断させる可能性もありますが、逆に新しい移籍の道を切り開く可能性もあります。

 今まで欧州は南米以外の地域ですと、北欧や中欧から格安の選手を獲得し、高い売値がその選手についた頃売却し、新しい選手を獲得していましたが、もしかするとこのサイクルが飽和、つまり若手を見つけ出すことが困難になってきたのかもしれません。

 今再び日本の市場が注目されているのは、中村や長谷部の頑張りが認められてきた証拠でもあるでしょうし、日本市場の方が支払う移籍金の額が、それほど大きくないということもあるのだと思います。

 もちろん日本でのグッズの売上とテレビ放映から入るお金も、彼らは当てにしているのかもしれませんが、わずかではありますが、日本人選手が「戦力」として計算されつつあることは、素直に喜んでよいと思います。

 ですから長友の移籍金は、恐らく欧州の選手より安いからこそマジョルカは目に止めたのでしょうし、この移籍話が流れることは無いと僕は考えています。

 もしかすると近日中に長友のスペインへの移籍が、正式決定するかもしれません。
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ナンバー742号の分析から

2010-05-19 19:38:13 | 日記
 今ナンバーの742号「Wカップ出場32カ国決定」を読んでいます。

 この特集号のなかで特に目をひいたのが、熊崎敬氏のよる「アルジェリア対エジプト」の背後に隠れた両国の緊張の理由を探った記事と、田村修一氏の「フランス対アイルランド」のプレイオフを振りかえりながら、かつて欧州最強を誇ったフランスが、ここまで凋落した要因を述べた記事のふたつになります。

 特に田村さんはフランス凋落の理由を
 「失われたプレーのオートマティズム」
 「ベテランたちが復帰しても、戦術的ディシプリンが戻らない重要さ」

 この2点に集約しているのですが、僕はこの2点は今の日本代表にも当てはまる気がします。

 田村さんは2006年ドイツ大会の欧州予選まで遡り、もうその頃からフランスが蓄えていた「オートマティズム」と「千住的ディシプリン」が欠落していたと述べています。

 僕は特に「プレイのオートマティズム」を、韓国戦を含む残る3試合の調整で日本が会得できたなら、ワールドカップの4強が現実味を帯びてくると思います。

 オートマティズム、つまりチームの約束事が選手各々が理解していれば、日本最大の長所である中盤でのパスワークがより活きますし、同時に余計な体力を消費しないはずです。

 オートマティズム、つまり攻守問わず選手間の意思疎通は、フリーランニングや閃きを活かす土台であり、反比例するものではありません。
 選手が互いに動きを熟知している分、パスミスが減りマイボールの機会が増えることが期待できるはずです。

 リザーブになる選手には申し訳ないのですが、岡田監督は残り3試合を選手の顔触れを固定して戦うべきだと思います。マイボールの率が高ければ失点のリスクが減る事はもちろん、得点の可能性も増します。

 マイボールの時間が長いことと、ゴールを奪う事は等しくありませんし、オランダやデンマークはワザとマイボールを放棄することで、日本の体力を奪い試合終盤に攻勢にでるかもしれません。

 その時オートマティズムが発揮できたなら、失点のリスクも相当回避できると思います。
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5月24日の韓国戦の展望

2010-05-19 16:10:44 | 日記
 5月24日に日本代表はワールドカップ前、国内最後となる試合を韓国代表と行います。
 両国ともに調整の意味合いは無く、この試合で起用された選手の多くが、ワールドカップの初戦の選手になるのでしょう。

 韓国代表はKリーグとJリーグ以外の選手ですと
 キム・ナミル(ロシアのトムトムスク)パク・チソン、イ・チョンヨン(イングランドのマンチャスター・ユナイテッドとボルントン)を筆頭に、欧州のクラブで活躍する選手が多数選出されています。

 例外なのはサウジアラビアのアル・ヒラル所属のイ・ヨンピョでしょうか。
 しかし彼はアル・ヒラルがサウジアラビア王者に輝く原動力になり、オランダやイングランドで培った経験の豊かさは侮れません。

 サウジアラビアはワールドカップに出場しませんから、イ・ヨンピョの活躍を彼の地の皆さんは期待しているのではないでしょうか。
 日本戦にはこれらの海外で活躍する多くの韓国人選手が起用されると思います。
 
 日本の先発は従来と変更はないでしょう。

 ただ試合当日の内容にもよりますが
 「リードを奪って試合を終えようとしているとき」
 「同点、もしくは逆転しなくてはならないとき」

 それぞれのシチュエーションによる戦い方を、岡田監督が選手達にどう伝え、選手達はどう実行するのか、韓国戦を含む残りの3試合で、しっかりと意思統一せねばなりません。

 「もう1点取りにいくのか、それともこの1点を守るのか、選手間の意思統一ができていなかった。」

 代表選手達からこんなコメントが聞かれますが、そのような曖昧さから勝てる試合を落としては勿体ありませんし、日本は逆境から這い上がるだけの底力はまだ無いでしょう。
 ですから選手交代から戦術の修正、そして戦い方に至るまで、この韓国戦から改めて岡田監督のリスク・マネージメントが問われます。
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バルセロナに移籍が噂される3名の選手達

2010-05-19 14:06:41 | 日記
 そして今夏の移籍マーケットの主役の国は今年もスペインになりそうです。
 ただ同じスペインでも、今回は都市が違います。

 例年移籍の発端はマドリードにありましたが、今回移籍劇の主役たちは皆「バルセロナ」に集まりそうな気配です。チャンピオンズ・リーグの連覇はなりませんでしたが、それだけグアルディオラとバルセロナの奏でるサッカーは、ファンや批評家だけでなく選手達をも虜にしているのでしょう。

 今日5月19日の段階でバルセロナへの移籍が囁かれている選手は、次の3名になります。
 
 1・ダビド・ビジャ バレンシア所属 スペイン代表で移籍金は49億円と言われている。
 
 2・セスク・ファブレガス アーセナル所属 スペイン代表 アーセナルは4000万ポンド、日本円にして54億円以下では売却しない方針。
 
 3・ハビエル・マスチェラーノ リバプール所属 アルゼンチン代表 彼の妻は英語を話せず、日常生活をマスチェラーノの頼っている。

 ビジャとセスクに関しては「スポーツ・ナビ」、マスチェラーノの話は「ゴール・コム」の掲載されていたのですが、この時期は選手の代理人が意図的に噂話を飛ばす為、全面的に信用してはならないのですが、例えこれら全てが噂の段階であろうと、「環境」がどれだけ選手とその家族にとって大切かがわかります。

 セスクの場合は「我が家に帰る時が来た」と捉えているようですし、ビジャの場合はプロとしてより高い次元に自分を導いてくれる場所がバルセロナ、マスチェラーノの場合は、リバプールよりもバルセロナのほうが、家族に対する負担が少ないと、移籍の理由は三者三様ですが、レアルとは異なりバルセロナのほうが、クラブのコンセプトがしっかりしていることも、選手にすれば大きな魅力なのでしょう。

 ただモウリーニョがミラノからマドリードに移籍した瞬間、この移籍話のバリューは格段に下がってしまいますが、少なくともチャンピオンズ・リーグの決勝が行われる22日まで、世界のサッカーの首都はバルセロナと言っても言いすぎではないでしょう。
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アンリとラウル、そしてデコに関する移籍話

2010-05-19 13:48:32 | 日記
 バルセロナのティエリ・アンリが、MLSのレッドブル・ニューヨークへの移籍が、ほぼ決定事項になっているようです。
 
 レッドブル・ニューヨークはアンリ獲得に続き、レアル・マドリー退団が予想されるラウル・ゴンザレスも手中にしたいと考えているようで、J1にもこんな景気の良い話があったらいいな。と感じています。

 またチェルシーのデコが、ブラジルのフルミネンセに移籍することも、ほぼ決定事項のようなんです。

 従来ならば
 1・選手を欧州やアジアのクラブに売却する。
 2・欧州とアジアで活躍した古巣と再契約する、もしくは母国のクラブと契約する
 
 という手法を見せてきた各南米のクラブですが、デコのような名手をブラジルのクラブが獲得することは、ちょっとしたトピックスと言えます。

 もちろんデコはブラジル出身の選手ですし、残した実績が認められてポルトガルに帰化したわけですから、心身ともに完全な欧州の人間ではありません。
 
 しかし新たな挑戦の場所としてブラジルはデコからすれば最適の土地でしょうし、フルミネンセからすれば宿敵フラメンゴが、インテルからアドリアーノを獲得した事でおおいに盛り上がった事が、デコの獲得を決意させた要因かもしれません。

 僕らがブラジルのクラブを挙げる際、フルミネンセはどうしてもサンパウロにサントス、そしてコリンチャンスの陰に隠れてしまいがちですが、デコの活躍しだいでは僕らの印象も違ったものになるでしょうね。
 
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