ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



大事な判断には、やっぱり時間がかかるよね。どうしたらいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『社長学入門』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 それから、この「タイムベース・マネジメント」は、「意思決定の速度を上げる」ということでもあります。
 大きな組織になると、階層が増えるので、どうしても意思決定が遅くなりますし、情報が届くのも遅くなります。これをどうやって崩し、アクセスタイムを短くするかということで、現代の企業はみな苦労しているのです。大きな組織では、アクセスタイムを短くするために、電話、ファックスなど、文明の利器をいろいろと使っているわけです。
 釈迦教団において、釈迦は四十五年間、何をしていたかというと、私がインドを視察して感じたかぎりでは、「大部分の時間は歩いていたのだ」ということが見えるのです。教団の拠点と拠点の間は、二百キロも三百キロも距離があるので、一年のうち、ほとんどは、移動のために歩いていたわけです。「雨安居で、雨宿りをし、“夏休み”を取っていたとき以外は、ほとんど歩いていた」ということです。
 そういう意味では、やはり、生産性は低かったと言わざるをえないのです。
 現代では、その歩いていた部分が、活字になったり、CDやDVDになったり、衛星中継になったりしているので、生産性は上がっているわけです。
 このように、昔に比べて、現代では、人生の長さは同じであっても、使える時間が増えています。無駄なものを排除し、アクセスタイムを短くすることによって、時間を生み出すことができるようになっているのです。
 したがって、新しい企業、ベンチャー企業をはじめとして、現在、急発展中の企業は、どこも、「タイムベース・マネジメント」を使っており、「どうやって速度を上げるか」ということを考えています。(中略)
 さらには、「そもそも、決裁しなくてもよいようにする」という方向に時代は流れてきています。「判子を二十個も三十個も押すようなやり方は、もう時代遅れである。なるべく現場に近いところに判断をさせる」という方向に、流れは来ているのです。
(36~39ページ)

「タイムベース・マネジメント」は、意思決定の速度を上げるということでもある。

大きな組織になると、階層が増えるので、どうしても意思決定が遅くなり、情報が届くのも遅くなるので、どうやってアクセスタイムを短くするかをみな苦労している。

さらには、なるべく現場に近いところに判断させ、そもそも決裁しなくてもよいようにする方向に時代は流れてきている――。

タイムベース・マネジメント」については、一度ご紹介しました。

昔はもっと時間の流れがゆったりしてたんだろうな、と思うことが多い気がします。

テクノロジーが発達して、たとえばパソコンやスマホなどで簡単に大量の情報が手に入るようになりましたし、飛行機や新幹線など高速交通手段が使えるようになって、全国を移動するのも、昔よりははるかに簡単です。

そうした中で、「タイムベース・マネジメント」をうまくやっていっている人と、そうでない人で、使える時間の増え方がぜんぜん違うのは、当然のことなのかもしれません。

今日は、厳しいビジネス社会に勝ち抜いていくための智慧を、また一つ教えていただいたのだと改めて私は思っているのです。
 

『社長学入門』

 大川隆法著


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