ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



核兵器って、国連常任理事国は、みんな持ってる兵器なんでしょ。ってことは、大国は持つべき兵器だってことになるのかなあ?

幸福の科学の大川隆法先生は、『「未来創造学」入門』――未来国家を構築する新しい法学・政治学(幸福の科学出版)で、次のように説いておられます。

 最近、広島市長は、「核兵器そのものが悪魔の兵器なのだ」と言い切っていました。
 そうであれば、「核兵器を保有している国連の常任理事国五カ国は、すべて悪魔の国である」ということになりかねないでしょう。「どうせなら、そこまで言ってしまったらどうか」と思わなくもありません。広島の市長や長崎の市長が言う分には、世界の国々も多少は聞いてくれるのではないでしょうか。
 そういう意味では、国連常任理事国はすべて核兵器を廃絶すべきだと思います。その上で、ほかの国が持つことを禁じるのであれば非常に筋の通った話であるけれども、「常任理事国は持ち続けるが、ほかの国は持ってはいけない」というのは筋が通らないでしょう。
 もし、そうしたことが、宗教に基づく考えによって、あるいは、先の大戦に基づく「民主主義 対 ファシズム」論が固定されることで言われているのなら、そこには問題があります。なぜならば、ほかの国に対して、いかなる努力の余地も認めないことを意味するからです。
(106~107ページ)

核兵器が悪魔の兵器だと言い切るのであれば、国連常任理事国はすべて核兵器を廃絶すべきである。

廃絶の上で、ほかの国が持つことを禁じるのなら筋の通るが、「常任理事国は持ち続けるが、ほかの国は持ってはいけない」というのは筋が通らない。

もしそうしたことが言われているのならば、ほかの国に対して、いかなる努力の余地も認めないことになるから、問題がある──。

なるほど、なるほど、国連安全保障理事会の常任理事国は、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国ですが、たしかにどの国も核兵器を持っているんでした。

とすると、核兵器の廃絶とか不拡散なんて言われても、要するに、自分たちは持つけれども他国は持つなという一方的な話であるわけで、まったく説得力はありません。

しかも、考えてみると、1949年に建国された中華人民共和国(中国)に至っては、1945年の国連発足時には存在してなかった国であって、当初加入していた常任理事国は、中華民国(つまり台湾)だったはずです。

そうなってくると、今の国連のもとの国際秩序というのは、白紙の眼で見たとき、なんだかとてもおかしいのではないか、何か誤魔化しがあるのではないかと考えるのが、「智慧」というものではないでしょうか。

岸田首相って、このあたり、きちんと考えたことがあるんでしょうか…?

大川隆法先生の今日のお教えは、そういったさまざまなことを私たちに考えさせて下さるものだと、改めて私は思っているのです。
 

『「未来創造学」入門』

 大川隆法著


(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!) 
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )