理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄658 6分間瞑想法の実践「座法と呼吸法」!

2018年09月05日 | Weblog
心身の緊張が取れ解放されました。次は瞑想法の基本である座法と呼吸法です。

正座が正しい姿勢をとりやすいので、お勧めしますが、足のしびれなどに意識がいってしまい瞑想を継続できなくなってしまいます。

大仏様の座られている姿が一番です。その姿をイメージするといいでしょう。お尻の下に座布団などを当てるのも姿勢が楽になります。


今回はイスに座って行う方法をご紹介します。

背もたれのあるイスでは寄りかからずに腰掛けます。膝の間が拳二つ入るくらいに開いて座ります。

軽く目を閉じ、意識を背筋に向け、真っ直ぐに伸びた背骨をイメージします。

吸う息に合わせて肩が持ち上がるように吸い、吐く息で肩が自然に落ちていきます。この時、肩の力も抜けてしまいます。

次に意識を丹田(下腹)に移し、丹田の位置に両手の4本の指を立てます。息を吐く時に指先を丹田に最初は強めに押し込みます。吸う息に合わせて、指を持ち上げるように吸い込み3回続けます。

両手の平を丹田に起き、丹田から意識を外してポカーンとします。頭の中では何も考えない状態で、瞑想に入れる環境が整いました。

呼吸の4原則について説明しておりましょう。

初めに吐息(吐く呼吸)は筋肉や神経、血管などの緊張を取り除き、弛緩させる効果があります。

緊張する場面では吐息で息を吐ききるようにしましょう。気持ちが落ち着いてくるのを実感できます。

次に長息(長い呼吸)は深い長い呼吸で、長生きに通じると言われ、長寿の人はこの呼吸が自然にできていたそうです。

次は腹息(腹式呼吸)です。横隔膜を充分に使う呼吸で、肺のガス交換の効率を高め、自律神経の働きを正常に戻す、効果の高い呼吸です。

最後に留息(留める呼吸)は瞬時に力を発揮する時に使います。また、心理的肉体的に耐性をつける効果も期待できる呼吸です。

正しい姿勢と呼吸で瞑想に入っていきましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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