理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

「円心五法」の真髄 217 「健康法の氾濫」

2010年02月24日 | Weblog
「健康法の氾濫」

今こそ「自分の健康は自分で守る」時代になりました。巷では色々な健康法が氾濫していて、どれを選んでやればいいのか迷ってしまいます。

一時、大変な反響を呼んでいた「みのもんた」の「おもいっきりテレビ」で「これがいい」といえばこの商品が店頭から無くなってしまうという現象が起きていました。人間は弱いもので、テレビで放送されれば本当だと思い、これに殺到するのです。

間違いではないのですが、ある一面だけを大きく捉え、これを強調したため見ている人は大きく影響を受けたのです。このように私たちは情報に振り回されやすいものです。

私は本当の健康法はもっと身近な所にあると思っています。昔から日本人が行ってきたことが一番日本人に合った健康法ではないかと思っています。身土不二は食べ物だけでなく食生活を含め生活そのものもその土地に合った生活があるのです。

しかし、明治維新後、今までの治療法や健康法は遠くに追いやられて西洋医学一辺倒になってしまいました。その弊害として「病気になったら病院に行って治してもらう」という発想が染み付いてしまったことです。本当は自分の健康は自分で守らなければいけないものなのに他人任せになってしまいました。

この習慣は西洋医学の対処療法と同じで、頭が痛ければ頭痛薬を飲めばいい、肩がこれば肩をマッサージしてもらうという発想になり、根本の原因を自分で解決しようとしません。その場では痛みが取れたり、肩が楽になったりするのですが、また同じ症状を引き起こしてしまいます。

今の病院を見れば西洋医学の限界を感じます。病院では病気を治し、退院していくのが本来の姿ですが、一向に治らず、入退院を繰り返し、最後は延命治療でただベッドの上で生かされている状況で本当に幸せなのでしょうか。

病気の種類が菌による病気から生活習慣病に変化したことも西洋医学の限界を感じる部分です。この病気は日常の生活習慣が引き起こす病気なので薬や注射で治すものではありません。色々な薬が開発されこれらの病気も治せるようになるといわれていますが、本来、このような病気にならなければ治療の必要もありません。そうです、これからは予防医学の時代です。

生活習慣病は病気になってしまうと厄介な病気です。ですから日常生活の中でいかに予防していくかが重要なのです。それではどの様に予防ができるのでしょうか。

私は、協会が提唱している「円心五法」、食事でいい血液を作り、運動で全身にその血液を巡らし、発生したエネルギーをいい人間関係で発散すると、心が安定し充実した気持ちになり、夜はぐっすりと休める、この実践だと思っています。

色々な健康法がある中で手軽に継続できる健康法を選ぶことがコツです。毎日の日常生活で行いますので手軽にできるものでなければ継続できません。

「自分の健康は自分で守る」を実践しながら真の健康を手に入れましょう。

発信元:NPO法人日本フットセラピスト協会

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