理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄618 深い呼吸で代謝を高め痩せやすい体質に!

2017年11月22日 | Weblog
セラピストにとって呼吸は自分を守る方法として最も大切だと常々お話しています。

正しい姿勢と呼吸をセラピー時に活かすことで楽に施術ができるか、体に負担をかけて疲れやすくなるか、全く逆の結果につながります。

以前、テレビの番組で深い呼吸をすると、肌がキレイになり、若々しくなり、痩せやすくなる、免疫力もアップするなどと放送していました。

私たち生まれると同時に呼吸を始め、死を迎えるまで欠かさず行っています。普段は自然に息をしているので、あまり意識する人は少ないでしょう。

呼吸に意識を向けて深い呼吸を行うと酸素と二酸化炭素のガス交換が充分に行われ、酸素を多く含んだ血液が全身を巡ります。

血液は酸素と栄養素を末端の細胞まで送り届けることで、肌もきれいになり、代謝が高まり、痩せやすくなるのです。

同時に60兆もの細胞が活性することで、免疫力も高まって当然です。

最近は呼吸の浅い人が多いようです。酸素が不足した血液が全身を巡っても、細胞は活性しません。深い呼吸で酸欠状態を改善しましょう。

肺自体は膨らんだり、凹んだりできません。周りの筋肉の働きで肺が圧迫されたり、拡がったりしています。

深い呼吸をするにはこれらの筋肉が充分に働く必要があります。

その中でも横隔膜が大きな役割を担っています。横隔膜を大きく動かすことができれば、肺の機能も高まってくるのです。

これを可能にするのが、腹式呼吸です。先ず、下腹が凹むようにゆっくりと息を吐きましょう。吐く息は鼻からでも口からでも構いません。


今度は吸う息で下腹が膨らむように吸います。吸う息は鼻から吸います。初めのころは意識的に凹ましたり、膨らましたりして行います。

横隔膜が大きく動くようになり、下腹が凹むと横隔膜が持ち上がり肺を圧迫します。

下腹が膨らむと横隔膜は下がり、肺に空気が入りやすくなります。

いつでも、どこでも手軽にできる腹式呼吸で元気で若々しい生活を送りましょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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