理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄280マグニチュード9.0の地震

2011年03月21日 | Weblog
3月11日、仕事中にゆらゆらと事務所が揺れだし、中々揺れが納まりません。

「これはどこかでかなり大きな地震が発生したな」と、ネットで検索したところ震度7(発表当初はマグニチュード8.2そして8.8に変更、さらに9.0に修正された)の巨大地震が起きていました。

その時はまだ、被害の情報が分からず、こんなにひどい状況だとは思いもしませんでした。

被災地の皆さんには何と言ったらいいのか言葉がありません。

スマトラの地震で津波の怖さは知っているつもりでいましたが、まさか日本でこの様なことが起きようとは思いもしませんでした。

改めて津波の怖さを実感しています。

地震の話を私がするより、テレビで一日中放送していましたので良くご存知でしょう。

私の話は円心五法に関わる情報をお話します。

11日はこの地震で東京の全ての電車がストップしてしまい、事務所に泊まるか、歩いて帰るかという判断を迫られました。

自宅と事務所の距離は20数キロ、先日の東京マラソンに参加できなかったので、出場したつもりで歩いて帰ることにしました。

19時30分に事務所のある代々木上原を出発。道路に出るとなんと大勢の人が歩道を埋め尽くしていました。

自宅までは渋谷区から葛飾区まで、当初は都心に向かって歩いていきます。

その為、私に向かって人の波が押し寄せてくるような感じでした。

私の予想では時速5キロで歩けば4時間ちょっとで着くことができると頭の中で計算していました。

足が痛くなったらタクシーにでも乗ればいいかと軽い気持ちでしたが、車は大渋滞で歩く方が早い感じです。

当然タクシーの空車など走っていません。浅草を過ぎたころ丁度バスが来たので飛び乗ったのはいいのですが、わずか5メートルを20分もかかる状況で全く進みません。

やはり歩いた方が気分的にも楽だと思い、バスから降りて再び歩き出しました。

このロスが響いて自宅に着いたのは24時30分で丁度5時間かかりました。さすがに脚や腰周辺の筋肉が張っているのを感じます。

足の裏にはマメができ、家に転がり込みました。すぐに風呂に入り、ぬるめのお湯で温めながら足を揉みました。

しばらくは筋肉痛に悩まされるだろうと思っていましたが、すぐに足も揉んだおかげで回復が早く、日曜日は少し筋肉痛が残っていましたが、それほど気になりません。

この時に行ったフットセラピーをご紹介しましょう。

筋肉疲労を取り除くのにお勧めです。

1.半身浴で下半身を40度以下のお風呂で温めます。

2.片脚はお湯につけたまま湯船の淵に腰かけて行います。片脚をもう片方の膝の上にのせて足首を回します。
筋肉を緩める効果が高いので、20回、回したら逆方向に20回。これを3回繰り返します(通常より多めに回します)。

3.足首の脛骨の内側に両手の親指を当て、4本指を脛骨の外側(前脛骨筋)の脛の近くに当て舟の艪を漕ぐようにして親指側と4本指側を刺激し、少しずつ膝下まで移動します。
これを3往復(時間がなければ1往復でもOK)。

4.脚の真横の前脛骨筋を③と同様の方法で刺激します。これも3往復(時間がなければ1往復でもOK)。

5.足首を両手で包み込み、筋肉を両手で圧迫します。牛乳を搾るように行うのでミルキングアクションと言います。少しずつ移動しながら太ももの付け根まで圧迫します。3回(往復はしません)。

6.ふくらはぎの裏側を膀胱経の経絡が走っています。このツボを押していきます。両手で足首の少し上を包み込むように持ちますが、今度は4本指をふくらはぎに立てるようにして4本指を押しこみます。
足首の少し上⇒承山(しょうざん)⇒承筋(しょうきん)⇒合陽(ごうよう)⇒委中(いちゅう)のツボを押していきます。これを3回(往復はしません)。

7.5のミルキングアクションを繰り返します。

8.1~7を逆の脚にも同様に行います。

金曜日、土曜日、日曜日とお風呂に入る度に行った結果、すっかり筋肉疲労を取り除くことができました。皆さんも激しい運動の後などに試してみてはいかがでしょうか。

今回の地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

まだ行方不明の方が大勢いらっしゃいます。一日も早く消息が分かりますようにお祈りいたします。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士

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