理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

「円心五法」の真髄 20

2009年02月16日 | Weblog
円心五法の実践

円心五法の3項目は「精(性)」です。これは「氣(エネルギー)」のことを指します。私たちは
このエネルギーがなければ生きていけません。

但し、エネルギーをうまく発散しないと欲求不満が起きてきます。イライラして大きなストレス
を溜め、これが原因で肉体的な病気や精神的な病気の引き金になります。

エネルギーを上手に発散することがうまく生きることにつながります。それではこのエネルギ
ーを発散するにはどうしたらいいのでしょう。

例えば自分の好きなスポーツで汗を流したり、自分がスポーツをやらなくても応援に行って
大きな声を出して応援した後などすっきりします。

カラオケが好きな人は歌いまくることで、また趣味のない人でも友達とおしゃべりをしまくった
後はすっきり爽快です。

ここには大きな特徴があります。エネルギーを発散する時に「吐息(吐く呼吸です)」が大きく
関わっています。大きな声を出したり、歌ったり、おしゃべりをすること全てが吐く呼吸です。

逆を言えば吐く呼吸がうまくできればストレスを溜めずに心身共に爽快な気分を味わうことが
でき、ストレスからくる病気になることもなくなります。

色々な方とお会いする時に感じるのですが、心配事があって悩んでいる方や鬱に近い状態の
方など話を聞いている時に呼吸を観察します。皆さん呼吸が浅くなっているのが分かります。
そのような時に「息を深く吐きましょう」と言ってもできない人がほとんどです。

このような時はまず、足操術(フットセラピー)で足を揉みます。ゆっくりとした深い呼吸のリズム
で揉んでいくと体の緊張や脳の緊張がほぐれて寝息が聞こえてきます。この時の呼吸は深い
ゆったりとした呼吸になっています。

次回は具体的なエネルギーの発散法をお話ししてまいります。

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