顕著な光の変化は日の出と日の入りの前後かと思う。今日
は節分。明日は立春。コインを裏返すようにドラスティック
に春はやってこないけれど、海にも春の訪れを感じとったの
でしょう。しかし、津波に遭われた作者であれば、以前と同
じに海の光を感じる事ができないとも読める。そんな気分の
中に「節分会」が配されて、自分だけでなくて、皆の幸せを
呼んでいるように読めました。(H)
は節分。明日は立春。コインを裏返すようにドラスティック
に春はやってこないけれど、海にも春の訪れを感じとったの
でしょう。しかし、津波に遭われた作者であれば、以前と同
じに海の光を感じる事ができないとも読める。そんな気分の
中に「節分会」が配されて、自分だけでなくて、皆の幸せを
呼んでいるように読めました。(H)
「私は、月命日という言葉を覚えた。でもそれは、死者に黙祷をささげる日ということ以上に、被災者と被災しない地域に住む人の温度差を感じる日だ」
この言葉は、想像の及ばないの辛さの中に日々を送っていることを象徴する言葉だと思いました。
それでも、祈ることしか私にはできません。