「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

和紙人形一体仕上げ冬籠り 服部きみ子

2021-02-21 04:09:40 | 日記
パッときれいな千代紙が思い浮かび、外に降り積んだ雪との対比もあって美しい句。
ひと冬をかけて仕上げた大作への充実感が伝わってくる。コロナ禍で、発表の場がなかなか持てない今を残念にも思うでしょう。両親の器用のDNAを全部持って行った私の妹は『きっこまざぎ教室』という「つるし飾り教室」や「布小物教室」「アクセサリー教室」などを主宰しているが生徒さんの発表の場に苦労している。冬籠りが終わってもコロナ籠りはまだ続きそう。手仕事で紛れる時間は心の糧になるのかもしれませんね。(博子)

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