とにかく広い!! 全体で2ベッドルームと日本でいうところのLDKが20畳くらいあります。ベッドルームはそのうちのひとつだけを借りていて、そこも6畳くらいあります。トイレとシャワーがひとつになっていて(バスタブはありません。バスタブを置ける広さではないかな)、これらの部屋と入口をつなぐ廊下がまた広い!! 一日中家にいても、万歩計をつけていたらきっと何千歩も歩いていると思います。
そして明るい!! 3階といっても屋根裏部屋なので天窓がいっぱいあります。大家の奥さんエレナさんの趣味なのでしょうか床や壁の空色のアクセントになっているのがかわいくて気に入っています。
この部屋だけでなくブルガリアのほとんどの家がそうなのですが、とにかく内装が「手作り」っぽいのが特徴のようです。「手作り」というのは手作りグッツなどでかわいく飾るというのではなく、家そのものが手作りなのです。なぜこうなるのかというと、本職の建設業者が本当にあてにならないからです。まずは約束どおりにこないし、平気でむちゃくちゃな施工をするくせに先払いを要求します。それで内装などの細かいところは自分たちでできるようにしておかなければ、そんなめちゃくちゃな業者に頼むことになってしまうのです。このアパートも、天窓のコーキング、内壁の補修やペンキ塗りをバリュとエレナさん、そして長男のエモがやってくれました。(私も少しお手伝いしましたが・・・) マスキングも覆いもしないでいきなり塗ってしまうので、壁や床にハケ塗りした跡やペンキをたらした跡がありそれがまたなんともシロートっぽくっていいです。(あんまりきちんとしたところだと傷一つ付けられないから、住んでて緊張してしまいます。)そんな感じなので住人が自分で好きなように内装を改造するのもOKで(オーストリアなどもそうだと聞いたんですが、ヨーロッパはそうなんですかね?)、ギリシャのイケヤで買ってきた折り畳みのテーブルを勝手に付けさせてもらいました。(ペルニックに引っ越すときに遠慮なくはずさせていただきました。)
でも、掃除が大変!広いし、時々モップもかけるので疲れます。でも、日本にいたときからすれば本当に贅沢な悩みです。
入り口のところに段差はありませんが靴を脱いでスリッパを履くようにしています。「靴を脱いで家に入る」のは日本の専売特許だと思っていましたが、ブルガリアではほとんどの家で靴を脱いであがります。
西欧やアメリカ大陸出身の友人たちが「ブルガリアの家はせまいし寒いし、大変だ!」と肩をすくめていたので覚悟はしていたのですが、思ったよりずーっと住みやすいので驚いています。ん?じゃあ、ほかのヨーロッパ各国の家はもっと住みやすいって事? 意外に日本の住環境は過酷だということに気づいたのでした。
ブルガリアでロングステイを計画しておられるんですね。ちょうど5月6月はいい季節です。バラ祭りに行かれる予定ですか?
申し訳ありませんが、不動産やアパートのことについてはあまりよく分からないのです。何せ個人的なコネですべてが回っているところなので。昨年の10月までソフィアでロングステイ用のアパートの手配を手伝ってくれる日本人のエージェントがいたのですが、今どうも日本に帰国しておられるようで(現地法人の事務所も移転したのか廃業したのか・・・)とりあえずこのエージェントのホームページのアドレスを付けておきます。
http://www.bulgaria.co.jp/
この中の住宅情報(バスタブなしの物件云々)というところを使うともしかしたら連絡がつくかもしれません。(最近更新されているのでHP自体は生きているようです)
また、もうひとつ、
http://www.sofiahotels.net/index.htm
これはソフィアのホテルを直接予約でキルサイトですが、このHPのうえのほうにアパートを探すサイトへのリンクがあります。が、外国人相手の不動産屋はべらぼうに高いです。
ちなみに現地人は訪問先の都市についてからプライベートルームを探します。一晩10レバ(700円)が相場ですが、環境については保証がありません。外国人相手にインフォメーションなんかで紹介してくれるプライベートルームは30ドルくらい取られると聞いています。
あと、もぐりの日本人宿があると聞いたことがあるのですが・・・
あまりお役に立てなくて申し訳ありません。何か分かればまたお知らせします。またのコメントお待ちしております。