1月の初旬、友人の80代おばあちゃんニコリーナからTelが!!
「ひどく風邪をひきこんでしまって・・・でも年金を郵便局にもらいに行かないと、もう生活費が底をついてしまった!」
「えっ?どうする?車を出せばいい?」
「いや、起きるのも大変だから代わりに取りに行って!!」・・・ そんなことができるの? 別の友人、50代のビリーにきくと、「誰でも代理になれるワ!ただニコリーナ本人が”упълномощние” (っていってような・・・委任状のこと)を書いて、自分のリチュナカルタ(=IDカード)をもたせてくれればね。郵便局の年金窓口は今頃はそういう人がいっぱいヨ!!」
ビリーの言うとおりにニコリーナおばあちゃんは書類を整え、あたしはそれを手に郵便局に行きました。すると窓口業務に携わる女性はホントに慣れたようですぐにそれを受け取ることができました。その日は朝10時でマイナス17度!! 確かに高齢者は外に出るのも命がけでしょう。
その時は無事に役目が果たせてよかったのですが、2月に入りもう一人の友人80代のターニャによると、
「この方法で代理で年金を受け取れるのは3回までよ。2月もアンタが代理でもらいに行くとして、その時もう一つ書類を出して配達員に家まで年金を持ってきてもらうようにしないと。3回目以降も代理を立てるとなると弁護士に入ってもらって書類を作らないといけなくなるから、そっちの方がいいよ。一緒に行ってあげるから心配しなくていいよ!!」頼もしい助っ人だ!で、ターニャはニコリーナに
「インテグラツィアもそうするでしょ?」 んっ?インテグラ何とか?何?車?わかんないけどとにかく手続きに出かけましょう。
2月半ば、少し気候はゆるんでいてラクですが、まず郵便局へ行き、年金をもらい、年金配達の手続きをすると、窓口の女の人は
「インテグラツィアはソツィアルナ・ポッポマガネの窓口に行って言ってください」と言われました。またも新しい言葉・・・ ソツィアルノ何? ターニャにはすぐにわかったようですぐに地下鉄に乗りその場所に行きます。
正確には「ディレクツィア・ナ・ソツィアルノ・ポッポマーガネ」略してДСП~社会福祉事務所かな?そこの事務所にターニャはズンズンと入って行って尋ねます。
「インテグラツィアを家で受け取るようにするにはどうしたらいいんですか?」 窓口も慣れた様子で教えてくれます。それでもう一つ委任状をニコリーナが書かなければならないことがわかりました。寒い中何か所か回らないといけなくて、しかも多くのブルガリア人年金生活者は車もない・・・
あとで調べたらインテグラって「何かを足す」とか「加える」「統合する」とかって意味らしい。あのホンダの車ってそういう意味だったんだ~!! で、インテグラツィアとは障害者年金受給のことでした。ああ、今わかりました、新しいブルガリア語・・・
最新の画像[もっと見る]
- 18きっぱー引退の危機? 2週間前
- 18きっぱー引退の危機? 2週間前
- サワディカ~!! バンコク(5) タイの食の魅力、まだまだ 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(5) タイの食の魅力、まだまだ 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(5) タイの食の魅力、まだまだ 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(5) タイの食の魅力、まだまだ 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(5) タイの食の魅力、まだまだ 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(5) タイの食の魅力、まだまだ 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(4) ここもインバウンド&在住外国人 2ヶ月前
- サワディカ~!! バンコク(4) ここもインバウンド&在住外国人 2ヶ月前
ブルガリアのお年寄りは見ていて可哀そうです。
私も年金受給者ですが、年一回、日本の年金機構に在留証明を出さなければならず、日本大使館に行って来ました。
日本は成熟社会で介護保険やバリアフリーとか設備が整っていますが、発展途上国のブルガリアは、道がガタガタでトラムの乗り口の階段も段差が激しくて、年寄りには大変きついですね?
私は難しい手続きは専属の通訳を連れて行きます。
言葉が何を言っているのか?全然分からないからです。
選挙の時に「年金を上げる」というのがいつもの公約なのですが上がっても数レバ…雀の涙にもならないくらいですよ…それに公共交通機関の使いづらさ、友人たちはいつも「アフ・オフ」(あイタタおイタタ)言っています。
専属の通訳さんは日本語の上手なブルガリア人ですか?
通訳者は、ブルガリア人2名と日本人1名の3人確保していますが、現在この内の一人にブルガリア語の勉強を頼んでいます。
ブルガリア長期滞在には、
一に、お金。
二に、言葉。
三に、滞在手続き。
ここさえ押さえておけば安泰でしょう。
一にお金、ですかぁ・・・お金があるに越したことはないですが、でも物価安いですからねぇ・・・
МинМинさんが言葉をおぼえられたら、もう怖いものなし、ですね!