日本ならどこにでもある自動販売機・・・ ジュースは言うまでもありませんが、昭和の時代を思い出させる「うどん・そば、ラーメン」、「トースト」、「ハンバーガー」などの自販機を集めた「コインレストラン」なんてのが国道沿いにあったりなんかしましたねぇ・・・ 子供の頃やたらとひきつけられたのをおぼえています。最近は「モヤモヤさまぁ~ず」で出てくる「夢の千円自販機」ってのもありますね、何だか大きなガチャポン(ガチャガチャ?)みたい・・・
日本に比べて治安が悪いと思われる外国では、自販機はあまり見かけない、と思われがち。でも、ヨーロッパだと、駅なんかにはスナック菓子の自販機(20個くらい商品が並んでいてセレクトボタンを押すとクルクルと回ったり後ろから押し出されたりしてボトッと商品が落ちてくるあのタイプ)はけっこう見られますよね。
この前オランダに行ったとき、駅なんかにコロッケやフライドチキンを温かくして売っている自販機がありました。アイントホーフェン空港には何と!携帯電話やSIMカードを売る自販機!! これは便利ですね!!
ドロボーが多い、と言われるブルガリア。よく近所の人たちが「ドロボーに入られた」、「スリにかばんの中の財布やケータイ、IDなんかをみんな取られた・・・」なんてけっこう聞くのですが、意外なことに自動販売機が多い!! でも、日本みたいな、おしゃべりしたり、くじがついてたり、ICカードを近づけるだけで買い物できる、なんてのはありませんよ。ブルガリアでは「カフェマシナ」つまりコーヒーの自動販売機。
でも、アナドるなかれ!! インスタントコーヒーですが30ストティンキ(15円!!)で飲めるものや、ちゃんと豆から挽いて入れてくれる本格的なもの、そしてチョイスもいろいろ、カプチーノ、ホットチョコレート、チャイ(これはインスタントのレモン風味紅茶)、さらにはモカチーノ(たぶんコーヒーにミルクココアを混ぜたもの・・・)などなど。 寒い冬にはけっこうお世話になりますよ。どうして温かいものが飲みたくなるときに!! でも、やっぱりコソ泥が多いからでしょうか、しっかり鉄板に覆われていたり建物の中に埋め込まれた感じのものが多いかなあ・・・
さらには、ヘンな自動販売機もお目見え!! ウチの近所のドイツ系スーパー「カウフランド」には、
「フレッシュジュースの自販機」!! この自販機、どうやらイタリア製!! 目の前でオレンジを絞ってくれます!! ふつう街でフレッシュジュースを買うと500ccくらいのペットボトルで4レバくらいするけど、ふつうのプラスティックコップで1レバ50・・・ けっこうリーズナブルでしょ?
そしてもっとヘンな自販機、それは・・・
「ムレコマット」、つまり牛乳の自販機!! これ、ソフィア中央駅から1つ細い通りを入ったところにあるんですヨ。ホントに大丈夫なの?とも思ったのですが、よく考えてみると、自動販売機なので完全に温度管理されています。そして、売れ残ってしまった牛乳は必ず入れ替えて、次の朝には新しい牛乳を入れているんだそうです。でも、その日のうち、というか午前中に売り切れるほど、けっこう好評らしく、ワタシが行ったときには牛乳は売り切れてたので、試すことかなわず・・・
ブルガリアではよく、パザールの角や道端に車を停めて、自分のところで絞った牛やヤギ、羊のお乳を売っている人がいますが、彼らの商品はコーラなどのペットボトルに入っていて、室温で長い間おかれているので、それから比べると確かに衛生的!! でも、道端で売られているお乳は、だいたいいつも買ったらすぐに沸かして消毒するので問題はなく、かえって生産者の顔が見えて捨て難いところもあるんですよネ・・・
おまけ: ソフィア空港に降り立った際、公共の交通機関を使われる方はあまり多くないかもしれませんが・・・ (だいたい日本から使いやすい便で到着すると夜遅いので・・・) はじめてみました!! バスチケットの自販機がソフィア空港に設置されてるのを!!
朝5時くらいから夜11時くらいまで、町の中心、ソフィア大学前まで走る84番と、朝と夕方だけ地下鉄ムラドスト1駅まで走る384番・・・ でも、大きなスーツケースは大人と同じ料金がかかるので、チケットを2枚買うのを忘れないでネ!! (でも、これがあったのは格安航空会社が使う第一ターミナル。 ソフィア空港第二ターミナルにこの自販機、あったかなぁ・・・)