JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

LaFaro / BRIAN BROMBERG

2023-12-18 21:34:15 | 聞いてますCDいいと思う


ベースが好きだったので結構あ詰めていた。ベース音にとか、ウォーキングに包まれたいなどと思う時がおおかったけれど、チェロを始めてその気は少し収まった。それでも久しぶりに包まれたいと思ったときに出てきたのがこのあるバム。
キングが企画する、低音シリーズでブライアン・ブロンバーグがスコット・ラファロに捧げたアルバム。
ひと頃ブロンバーグにはまった時があったから結構アルバムをかっているけれど、今回は久しぶりの低音シリーズじゃないだろうか。
相手がスコット・ラファロなので、ブロンバーグもちょっと気を使うというか、リスペクトの要素が強いみたいで、落ち着いた感じで始まる。
1曲目”Blue in Green ”Tom Zinkの落ち着いたピアノに正当なベース・ソロで始めるとろがまず良いと感じる。
相手がラファロだから基本ビル・エバンスの流れが保母になるか、2曲目” My Foolish Heart”のメロディをきちんと弾き始めるあたり、とても気を使ったアルバむのように感じる。(偉大なベーシストに対して)
ブロンバーグ、これまでのアルバムでは、オレオがオレみたいな出すぎもある部分が多くかんじたけれど、3曲目”Alice in Wonderland”は聞いていて、抑えた曲の纏まりになっているようで良い感触。
その落ち着きもピアノのTom Zink とドラムスのCharles Ruggiero のおかげもあるかもしれない。特に派手なプレーをしないところで、ベースもそこまでいかない。
ただこの行かなさがこのアルバムをとてもいい位置にしてくれている。4曲目”Gloria’s Step”などもっと派手にすることが出来たとおもうけれど、こえが全体としてよかった。
7曲目の”Waltz for Debby ”もこうやって軽めのなかきちんとベース・ソロがあるのが良い。
以下” Israel” ”Nardis”  ”Milestones”とおなじみの曲が続くのも楽しい。
最期”Scotty’s Song”はブロンバーグがラファロに捧げたソロで始まる曲、ブロンバーグの意気込みみたいなものがあらわれた良い曲で終わっている。
ということで、しばらく離れていたブロンバーグがとても心地よく感じたのは嬉しい。次に何ができるかはちょっとわからないけれど、今回のはいいから良しとするか。


LaFaro / BRIAN BROMBERG

Brian Bromberg (acoustic bass)
Tom Zink (piano)
Charles Ruggiero (drums)
Recorded live May 1st and 2nd, 2023 at Ming Dynasty Recording Studios, Long Beach, California

1. Blue in Green (Miles Davis)
2. My Foolish Heart (Victor Young, Ned Washington)
3, Alice in Wonderland (Sammy Fain, Bob Hilliard)
4. Gloria’s Step (Scott LaFaro)
5. What is This Thing Called Love (Cole Porter)
6. Danny Boy* (Traditional)
7. Waltz for Debby (Bill Evans)
8. Israel (John Carisi)
9. Nardis (Miles Davis)
10. Milestones (Miles Davis)
11. Jade Visions (Scott LaFaro)
12. Scotty’s Song (Brian Bromberg)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする