JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

天路の旅人 沢木耕太郎 著

2023-12-05 09:36:00 | 


図書館の順番が4冊いっぺんに廻って来て、読み切れないので一番読みたかった本を選んだ。
それが沢木耕太郎の新しい作品。タイトルが「天路の旅人」
彼の名著「深夜特急」を連想するタイトルで予約していたもの。
「深夜特急」とは沢木耕太郎が26歳の時にその時の状況をなげうって、香港から陸路バスでロンドンまでの旅するルポルタージュ。バックパッカーのバイブルとなったようだが、発刊は1986年、当時大変面白くよんだけれど、手元には残っていない。
内容は西川一三という第二次世界大戦末期に8年中国大陸でで密偵をした人の体験をルポする話のようだ。
着手から25年を費やして完成したそうで、「深夜特急」につぐ旅のを描いたものだそうだ。

西川一三のたどった道筋が巻頭、巻末にあるので、それを観ながらたどるのが楽しい。





ただここでまた問題発生。これは読み切ろうかとおもったら、また次が準備できたというしらせ。次は軽いけれどこっちは思い。
読んでいると「深夜特急」のように沢木氏自身の体験でないぶん、目の前のことを書いたものではない。
西川氏の目を通した体験をその書記を沢木氏が読み追体験していくことを、書かれている。それで、どうしても大変なたいけんだけれど、伝聞であることで案外カスミがかかったたいけんきとも感じる。
貴重な体験の文章ではあるが、貸し出し期限が来てしまった。半分ちょっと、らさについて日本軍の敗戦をしったあたりでこの紀行は終了せざる得ない。

やっぱりぜひ読みたい重たいものは自己調達しなければいけないか。
コメント
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