JAZZ最中

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強い酒を一口 AMWEICANA VOL.2 / JD ALLEN

2023-12-30 16:40:30 | 聞いてますCDおすすめ


後藤雅洋氏の「現代ジャズ入門」で200枚ほど荒らしい演奏を紹介しているけれど、その2ページ目に紹介されらアーティストを知らなかった。



「Darcy James Argue's Secret Society」というグループを聴いたらこれがなかなかいい。
それでJD ALLENというサックスを聴いたらこれもおもしろい。なんかアルバート・アイラーに出会ったような雰囲気で、紹介のアルバムではなくて試聴してこれはというものを調達した。
ジャケは古い感じだけれど、アルバムの録音は2022年で新しい。
ジェイ・ディー・アレンはミシガン州デトロイト生まれのジャズ・テナーサックス奏者。アメリカのヒーロー、伝説的人物のアメリカーナをテーマにしたアルバム。
1曲目、泥臭いリズムを継続させながらその上にテナーが芯を通す。
2曲目は古い、ブルースの歌声で始まると、そこに太いサックスのテーマ、アイラーとはちょっと違う太さがテーマを吹くと、そこに絵にかいたようなスチール・ギターのブルース、ある意味現在わざと模倣した世界なのだろうけれど、これが心地よい。
理屈をどうこうというよりか、とにかく聞いて気分を作るようなところ、もしかしてガトー・バルビエリみたいな魅力で、飽きも来るのだろう。けど最初の出会いはこれで、面白い。すぐに買ったのだからそういう魅力だ。
昔、お酒を飲み始めたころ、酔うのが目的で、の目もしないのに、バーボンなんかを飲んだことがある。
いま、そういうものはほとんど飲まないけれど(?)これを聴いているとちょっとそういうので頭を麻痺させたくなってくる。
とにかく、強い酒を一口飲んでおこう、と思っている。

1曲目、2曲目があったので、貼り付けておきます。強い酒を一口どうぞ。







AMWEICANA VOL.2 / JD ALLEN

JD Allen (tenor saxophone)
Charlie Hunter (guitar, except tracks 6-8)
Gregg August (bass)
Rudy Royston (drums)
Recorded at Samurai Hotel Recording Studio, Astoria, NY on January 26, 2022

1. Up South 6:30
2. This World Is a Mean World 5:45
3. The Werk Song 4:47
4. Hammer and Hoe 4:21
5. You Don’t Know Me 5:05
6. Jackie and Johnny 3:24
7. Mickey and Mallory 3:28
8. A Mouthful of Forevers 3:35
9. The Battle of Blair Mountain 3:47
10. Irene (Mother) 3:31
11. Down South 3:51

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