今朝目が覚めると変な気分です。
誰かが、あまりうれしくない人が横にいるような気がします。
解っているのです、今日から12月、怖い月です。
毎年12月家の大掃除をしなければいけない月、休みの暖かい日を選れんで窓ガラスや網戸を洗います。去年は12月2日から始まりました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061202
恐る恐る天気予報番組をみると、“絶好のお出かけ日和”“待望の青空がひろがります”“暖かい日差しが注ぎます”ああついにきた、monakaのお掃除日記。
去年のblog記事があるので今年は少し楽、ホースをひっぱり上げて2階の窓を洗います。元気が出るのを聴きながらというのを去年発見しました。
1967年のモントルー・ジャズ・フェステイバルでのライブ録音、当時ジャズ喫茶で大人気だった一枚です。
電気サックスで有名なエディ・ハリスがレス・マッキャンのピアノトリオに参加し、トランペットのベリー・ベイリーが加わります。
実はこのライブ、ぶっつけ本番の録音で、当時同じアトランテックレコードに契約していた2人がモントルーに出るのでバンドを組んで録音させたものです。
エディ・ハリスはマッキャンのことなど何も知らず、ましてやトランペットのベニー・ベイリーはこのフェスのジャムで知り合ったマッキャンに強引にステージに参加させられたもので、レコーディングされることも知りませんでした。
とても詳しいようですが、実は“中山康樹 著””「ジャズ“ライブ名盤”入門」からの受け売りです。(すみません)あまりに面白いのでもう少し抜粋させてもらうと
1曲目何を演奏するかも決まってなかったのでエディがレスに「いつもやっている曲を好きなようやってくれ、ついていくから」ということで“COMPSRED TO WHAT”が始まります。
『エディーはレス・マッキャンの肩越しから鍵盤を見つめてコードを探し出し、昔から知っているような貫禄でサックスを吹き始めます。しかしベイリーはちんぷんかんぷん、そこでマッキャんがベイリーに「Fだ、F、好きなように吹いてくれと指示を送り、やおらベイリーがトランペットを吹き始めた瞬間モントルーのライブは伝説になることが運命づけられた。』
電気サックスの咆哮とマッキャンのファンキーヴォーカルの中ペットが火の玉のような入り方で本当に凄いライブ録音です。
いかん、掃除どころでなくなってきた。中山さんの文といい、Swiss Movementといい元気は一杯です。
「こっちの窓はやらないの。」
「床も拭くといいわねー。」
キター
Swiss Movement / Les McCann & Eddie Harris
Les McCann piano,vocal
Eddie Harris trnor sax
Benny Bailey trampet
Leroy Vinneger bass
Donald Dean drums
1. Compared To What
2. Cold Duck Time
3. Kathleen's Theme
4. You Got It In Your Soulness
5. The Generation Gap
6. Kaftan (Bonus Track)