中古屋さんで、Bobo StensonとPalle Danielssonの名前があるのと、やけにスタンダートが多いとか思いながら、ロベルト・マイェフスキという人は知らないけれど買ってみた。
で聴いてみると、これが驚いた。
ポーランドの2011年グラミー賞てきなジャズ・アルバム・オブ・ザ・イアーに選ばれたアルバムだそうで、こうゆうのがえらばれるのだと一寸うれしくなるアルバムです。
驚いたとか、こうゆうアルバムとか、かいているけれど、これは聴いてもらうかもないかもしれません。
だれに聞いてもらうかと言うと、これが誰でもいいというよりか、すべてのジャズ・ファン、ジャズ・ファンという人ならば、さまざまの感じかたをするのでないでしょうか。
1曲目、ゆったりとゆったりと、まずはそこにメロディがあることを、フリューゲルが、そしてピアノが語ります。
ほとんどが、バラッド演奏、それも名手のリズム隊がどれも、スタンダードを真正面から素直にうけとめて、心を込めて演奏している感じです。
これが続いていって、飽きるかというと、まるでそんなことがありません。
ゆっくりと語るいうことが、それ自体いかに大切か、語れば語るほど深い意味が伝わってくるのです。
特にとんがったところもなし、これで良いのだ的な演奏は、好きな人は納得だし、普段、聞かない人はこの演奏の魅力を発見すると思う。
古いLPを中心としている方々にはホーーという声が出るのではないでしょうか。
ということで、かくいう私も、驚きと、納得とホーーという全てが訪れたのでした。
MY ONE AND ONLY LOVE / ROBERT MAJEWSKI
Robert Majewski (tp)
Bobo Stenson (p)
Palle Danielsson (b)
Joey Baron (ds)
1.When I Fall in Love
2.Body and Soul
3.My One and Only Love
4.A Child Is Born
5.The Nearness of You
6.Ballad for Bernt
7.Stella By Starlight
8.Nie Budzcie Mnie
9.Never Let Me Go
2011年作品