MAXとのお対気合もずいぶんと永くなってきて、それはとても喜ばしいことで、新作はダド・モロニとのデュオ2作目で、前回がデュークだったのが、今回はスティーヴィーの曲集になりました。
1曲目、ゆったりとしたテナーで、そして懐かしいメロディX-はとても心地よい始まりです。
2曲目明るく楽しい“Don’t you worry ‘bout a thing”、ダド・モロニはあまり得意なピアニストではなかったけれど、ここのところ気に入っています。この人の弾きすぎのところあるから、ベースもドラムスもいらないところあり、このアルバムでは上手い塩梅、丁度いいぐらいです。
3曲目、ゆったりしたテナーではじめて、途中からエフェクター付のサックスに替えると、これが上手い。こうゆう楽器の名手、トム・スコットを思い出しました。トム・スコットは間のとり方が絶妙で、そんなところがMAXも似てきた感じです。
6曲目、前作エリントン集でも、良く歌うテナーに吃驚したけれど、スティービー曲集は知っている曲が多いので、楽しさは断然こちら、こんなに楽しませてくれるアルバムは1年を通してもなかなか会わないのではないでしょうか。
7、8曲目はダドがベースをダブ、この人は才能豊かという表現があっています。
10曲目、生意気なようだけれど、ソプラノを完全にマスターしたねと言う感じで、MAXとはづいぶん永い付き合いなのです。
なんだかほんわか明るくて楽しい、周りにそんなのないけれど、春の予感を本日音楽から始めて、って実は数日間セキが止まらず、苦しい日々をすごしてきて、昨日やっとお医者に行けて、直りだしたのが解ったので、それが春の予感かもしれないのだけれど、このアルバム、とても良い気持ちです。
TWO FOR STEVIE MAX IONATA & DADO MORONI
Max Ionata (sax)
Dado Moroni (piano, double bass)
1. Overjoyed
2. Don’t you worry ‘bout a thing
3. Isn’t she lovely
4. I wish
5. Chan song
6. Love’s in need of love today
7. Have a talk with God
8. Send one your love
9. You are the sunshine of my life
10.The secret life of plants
11.Ribbon in the sky