JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

凄いお年玉と初トホホ Amazing Grace 1975 Gary Burton

2015-01-17 21:05:14 | 聞いてますCDいいと思う


年明けにショップによって中古の棚を見ていたら、これ知らないというG・バートンのアルバムに出会いました。プライベート盤などとあるからブートなのでしょう。
1975年3月4日、イリノイ、エバンストンでのライブ録音と明確でメンバ―は翌年76年ECMありバム「Dreams So Real」と同一メンバー、メセニーがはいっているからオリジナルとは言えないけれど、この時期のメンバ―です。

1曲目、何度か聞いてきたので、音質は気にならないコリアの曲での始まりは、このころ尾ECM調というよりライブ用の選曲がうれしい。
2曲目はカーラの曲、スワローのウッドライクなベースがうれしい。ちょっとくすんだカーラの世界。
3曲目はマイケル・ギブスの曲、ちょうど「イン・コンサート」の出だし、ギブスの曲を思い出します。演奏の感じも60年台のころに似ていてとても楽しい。
4曲目“Three”でもスワローが重たく弾くというのはうれしいし、ギターも頑張っていて懐かしい感じです。
そう思っていると5曲目はなんと“Como En Vietnam ”飛び上がるくらいうれしい。もちろんキースとの演奏の方が凄いけれど、これはこれで良い。メセニーのソロが聞けるのも価値ものです。
そしてその後はソロで“The Sunset Bell”なんて昔みたい。(昔か)
7曲目も引き続いてソロで“No More Blues”といった古いレパートリーが続いて良い。
8曲目がカーラーの“Sing Me Softly Of The Blues”とこちらも懐かしい、「ダスター」から2曲、「In Concert」で1曲「With Keith Jarret」が2曲なんだから楽しくなるのは当たり前、スワローにモーゼス、バートンなんだから、ここにコリエルをいれればまさにあのコンサート、ここでのギターもがんばってくれるから私的に大正解です。
最後がキースのこの曲、まさにあのアトランテックをライブにしたみたいです。
ということで、中古の棚でみつけたアルバムは凄いお年玉って感じです。ブートなので一つ落として照会がひつようですが、指摘には大喜びの一枚でした。

数日が、賀詞交歓会で一杯いただいた後、ショップでみていると、知らないジャケのバートンのアルバムに再びあいました。おおお年玉2つ目とうれしくなって買って帰りました。



69年録音のカルテットで、曲も良いなどと思いながらネットで調べると、なんと一番にヒットしたのが自分の記事、アンリャやってしまいました。

ということでこちらは、今年初のトホホでありました。

Amazing Grace 1975 Gary Burton

Evanston,.IL, USA May 4, 1975
Gary Burton - vibraphone
Mick Goodrick - guitar (right)
Pat Metheny - 12-string guitar (left)
Steve Swallow - electric bass
Bob Moses - drums

01. Sea Journey (Chick Corea)
02. Vashkar (Carla Bley)
03. Ballet (Mike Gibbs)
04. Three (Mike Gibbs)
05. Como En Vietnam (Steve Swallow)
06. The Sunset Bell (Gary Burton)
07. No More Blues (Chega De Saudade) (Antonio Carlos Jobim)
08. (Carla Bley)
09. Grow Your Own (Keith Jarrett)
コメント
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