JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

反則じゃない PEACE / DAYNA STEPHENS

2015-01-21 21:41:41 | 聞いてますCDいいと思う


今年はなんだか寛いだ感じのアルバムに出会っている感じだけれど、こちらは昨日のフリューゲルホーンとは違って、サックス。
こちらは中古ではなくて、お仲間の記事をみてこれは良さそうと買いにいきました。
リーダーのダイな・ステファンスという人はまるで知りませんでした。

こちらもバラッド中心、メンバー、選曲が一寸反則じゃないのと思うほどで、これが素晴らしいアレンジになっていて、こちらはうれしくなります。
1曲目、H・シルヴァーの“Peace”シルヴァーでこの一枚で焼き付いているアルバムで演奏されているのを、コピーではなく、その雰囲気が懐かしく伝わってくるあたりで、1曲目でこのアルバムの良さを決めてしまう感じです。
2曲目、バリトンで“I Left My Heart in San Francisco”なんて良くやるよ、という感じもあるけれどこれが良い。こうゆうのセンスというのでしょうね。日本の中村誠一に通じる雰囲気を持っています。
8曲目“Oblivion”なんて選曲は私的には反則、ソプラノを吹いているけれど、ここではレイジのギター・ソロ、こちらがづっと聞きどころになります。
メルドーもそうだけれど、特にずるいのがジュリアン・レイジにこんなバラッドを弾かせるとこ、こちらもこの若者にホーーっという声が上がること間違いなしです。
昨日もそうなんだけれど、今年はつべこべいわないで、とにかく聞いてみて欲しいという感じです。


PEACE / DAYNA STEPHENS

Dayna Stephens(sax)
Brad Mehldau(p)
Julian Lage(g)
Larry Grenadier(b)
Eric Harland(ds)
2014年作品

1. Peace(Horace Silver)
2. I Left My Heart in San Francisco(George Cory, Douglass Cross)
3. Zingaro(Antonio Carlos Jobim)
4. The Good Life(Sacha Distel)
5. The Duke(Dave Brubeck)
6. Brothers(from the Mission)(Ennio Morricone)
7. Deborah’s Thema(from Once upon a Time in America)(Ennio Morricone)
8. Oblivion(Astor Piazzolla)
9. Body & Soul (Edward Heyman, Robert Sour, Frank Eyton, Johnny Green)
10. Two for the Road(Henry Mancini)
11. Moonglow(Will Hudson, Irving Mills, Eddie DeLange)
コメント
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