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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

潜在的に知っている桃源郷 Absolute Zawinul / Joe Zawinul

2014-07-03 21:12:31 | 聞いてますCDおすすめ


500円(税込)のワゴンをみていたら、ジョー・ザヴィヌルのアルバムを見つけました。このアルバム、ジャケは知っていたけれど持っていません。ファンとしては買っているのが当然ですが、どうして持っていないのだろうと不思議に思います。

ザヴィヌルが亡くなったのが2007年9月11日、2008年に「The 75th」まではマークしていてとても満足したから、そのあとはもうないだろうと、マークの薄れた2009年リリースだったのですね。
ニューヨークを拠点とするシンフォニック・アンサンブル集団「アブゾリュート・アンサンブル」とシンジケートメンバーが競演したもので、亡くなった年の春に録音された、スタジオでの最後の録音だそうです。

1曲目エレべとパーカション、女性コーラス入りの大好きな曲から始まりました。リズムが全体を支配して、オケ・サウンドが壮大な叙事詩を作るような、なんか消滅した故郷を思い出すような感覚です。
2曲目もなじみのサウンド、買って流しで聴いたときは、聴きやすいが第一印象でしたが、こうやって改めて聴いてみると、凄いことを演っているのが解ります。
3曲目、ヴォイスコーダもつかってまさにザヴィヌル・シンジケートのサウンドです。
4曲目、ああザヴィヌルが弾いているのだと、懐かしい姿が目に浮かびます。
6曲目はWRのアルバムで演奏された曲をアレンジで広げたとても気分の良い始まり、段々とここと良い世界が広がると懐かしいメロディ。
7曲目、ザヴィヌルが残してくれた世界が目の前に広がって、なんとありがたいことだろうと思う。

亡くなって7年、気がつかないで拾わなかったアルバムに運よくめぐり合えば、それがザヴィヌルのそれも創造的なサウンドづくりで、これはほかの人には関係ないけれど、かなり驚いてしまいました。

この特異なサウンドはザヴィヌルがなくなってそう何時でもきくものでないので、久しぶりに突然出会って、それこそ古いというか、実は潜在的にし知っている桃源郷に迷い込んだ感じです。

Absolute Zawinul / Joe Zawinul

Arranged By– Gene Pritsker
Bass [Acoustic & Electric]– Jay Elfenbein, Mat Fieldes
Bassoon– Martin Kuuskmann
Bassoon [Contrabassoon]– Damian Primis
Cello– Michael Block (2)
Clarinet– Marianne Gythfeldt
Clarinet, Saxophone– Michiyo Suzuki
Composed By, Keyboards– Joe Zawinul
Conductor– Kristian Järvi*
Drums, Percussion– Damien Bassman
Drums, Percussion, Marimba– Paco Sery
Electric Bass– Linley Marthe
Electric Guitar– Gene Pritsker
Flute– Hayley Melitta Reid
Guitar, Vocals– Allegre Correa
Horn– Ann Ellsworth
Oboe, English Horn– Keve Wilson
Percussion– John Ostrowski, Jorge Bezerra, Pablo Rieppi
Percussion, Vocals– Aziz Sahmaoui
Piano, Keyboards– Matt Herskowitz
Trombone– Michael Seltzer
Trumpet– Charles Porter
Viola– Edmundo Ramirez
Violin– Eddie Venegas, Gregor Huebner, Neela De Fonseka, Vesselin Gellev
Vocals– Sabine Kabong

1 Bimoya
2 Sultan
3 Great Empire
4 Peace
5 Good Day
6 The Peasant
7 Ballad For Two Musicans
8 Ice Pick Willy


コメント
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