中古屋さんのタンゴの棚にFERNANDO SAMALENという人がバンドネオンを弾いているのがあったので拾ってみた。しらべてみたら昨年の暮れに「駅前はアルゼンチン」なんて変な題で紹介した現代アルゼンチンのポップ音楽「AVATAR / Maria Eva Albistur」に参加した主要メンバーだったので驚いた。
ですからこれも現代アルゼンチン音楽ということになります。
タイプライターの打鍵音から始○演奏は7曲目までがライブの演奏、ボーナストラックとして後にスタジオ録音が2曲くわえられたようです。
楽器構成がバンドネオンのほかにバイオリン、ピアノ、サックスにドラムという一風変わった編成のライブの模様です。
バンドネオンは一寸ポップの入ったバンドネオンという感じで哀愁も持った感じ、女性のバイオリンとても良い音色でタンゴのを美しく弾いてくれます。
これタンゴ楽団かと思うけれど、ピアノのフレーズはJAZZ、間違いなくインプロしている、そこにはいるサックスもJAZZを演っています。
スタジオ録音の最後の2曲などは完全なJAZZ、バラッドまで演ってます。
でも私はこれをジャズとして聞かない。まぎれもなくジャズの部分もあるけれど、ジャズとしてきいたらそれほど面白いことはありません。タンゴを演奏するアルゼンチンの人たちも時に(普段かもしれません)このようなジャズも演奏するってことが面白い。
アルゼンチンの音楽の横にJAZZあるってことがなんともうれしい限りです。
noche en madrrid / FERNANDO SAMALEN
FERNANDO SAMALEN bandoneon , glockenspiel
HORACIO ICASTO piano , sintetizador
JULIA PEREZ violin
RAFAEL ALCANTRA saxo tenor
NIRANKAR SIGH KHALSA bateria , tabla
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