JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

一番、買わないで良かった楽器 IMPROVISATIONS / RAVI SHANKAR

2013-01-16 22:02:21 | 聞いてますCDいいと思う


昨年12月にラヴィ・シャンカールが亡くなりました、92歳だったそうです。
昔シタールの音が好きで、当時は楽器店にも並んでいましたのでシタールを買おうかと思ったほどです。
シャンカールの演奏はLPを持っていましたが、繰り返される旋律が抒情に激しくなっていくのがなんとも脳を刺激して演って見たくなるのでした。

中古の棚を見ていたら、シャンカールがバド・シャンクやゲーリー・ピーコック、ルイスヘイズなどと共演しているアルバムがあり、いろいろな楽器のJAZZも聞くことにしているので拾ってきました。

1曲目はラヴィが音楽を担当した映画「大地の歌」を基本にしたインプロヴィゼーションとなっています。バド・シャンクがフルートで参加していますが、シャンクのフルートって癖はないし、変ないいかただけれど上手いくて聞きやすい。
2曲目でピーコックにヘイズ、ギターのデニスバディマーという人が参加していますが、特に特出したインプロは演っていません。たぶんにラヴィに合わせた物で誰でもできそうな演奏。でも当時はこのエキゾシズムとJAZZがこれでよかったのでしょう。タブラの音は今でも使われていますね。シャンクのフルートも祭りばやしのようです。
それはそれでまぁいいか、これはラヴィ・シャンカールのアルバムでシタールを聴くアルバムなのでした。
その後4曲目からはシタールの“夕暮れのラーガ”という曲で純粋シタールの曲。
まあ、シタールを楽しむために拾ったのでこれはこれで充分満足。

若いころに血迷って欲しくなった楽器で一番怪しいのがこのシタールでした。

もし買っていたら、もちろんひくこともチューニングも出来ないであっという間にごみになっていたでしょう。

それ以外買わないで良かった楽器、ソプラノサックス、これも扱いこなせないでしょうね。
フルートはとても難しいということであきらめた。
多分リード楽器は吹けるようになったでしょうがアドリブが出てこない。マウス・ピースの楽器は、吹いていたことあるから吹けるけれど、あの激しさはあまり好きじゃない。
ギターはうまい人が多すぎたし、ベースは買ったけれど結局だめだった。

と言うことで、楽器はずっとだめだけれど、一番買わないで良かった楽器がシタールだろうな。



IMPROVISATIONS / RAVI SHANKAR

Ravi Shankar, sitar
Kanai Dutta, tabla
Nodu Mullick, tampura
Harihar Rao, tampura et dholak (on Fire Night)
Bud Shank, Flute
Dennis Budimir, guitar (on Fire Night)
Gary Peacock, bass (on Fire Night)
Louis Hayes, drums (on Fire Night)

side 1 :
1 Improvisation on the theme of Pather Panchali
2 Fire Night
3 Raga Kirvani or Karnataki
side 2 :
Raga Rageshri or Ragesal
alap
jor
gat


コメント
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