JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

パーフェクトハンター  トム・ウッド 熊谷千寿訳

2013-01-30 20:40:20 | 


去年の三月に図書館に申し込んだ本は人気があって順番が回ってきたのは今年に入ってからで、九か月も立っていた。
上下2冊いっぺんで期限内に読めるかどうか、困ったとおもったが、みてみればあまり厚くないのでホッとした。(デミルやディーバーの本を思っていた。)

パーフェクトハンターという暗殺者の話。気に入ったところというよりか出だしの部分。

「 ターゲットは写真より老けてみえた。街灯の明かりのせいで、顔に刻まれた深いしわと病的なまでに青白い顔色が、よけいに目立っていた。緊張のあまりなのか、あるいはカフェインを摂りすぎただけなのかもしれないが、ヴィクターには焦っているように見えた。しかし、どんな理由にせよ、いまから三十秒後にはどうでもよくなる。 」

というでだしから、短い場面割でノンストップ映画のよう、心配する必要はなかった。

話は意外と単純でターゲットから依頼の品物を奪い取った主人公が今度はターゲットにされる話で、最後は活劇に依存しすぎた感はあるけれど、図書館の期限内には読むことができた。
2冊目が今年出版さあれ、現在3冊目を執筆中だそうで、きっと映画のシリーズになっていくと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする