安心印のアルボーレ・レコードからこれも安心のルーカ・マンヌッツアのアルバムだでた。
最初に聞いたときは、アルボーレ・レコードがついにイタリア人がプロデュースするよりかイタリアらしいサウンドのアルバムを作ったとおもったけれど、すぐには記事にできないでいた。
1曲目、最近こちらも出た、Jean-Pierre Masのアルバム「JUSTE APRES」の1曲目“Buton dansnt”に雰囲気が似ているけれどそちらはEric Savaのテナーのワンホーンでイメージ安定したけれど、こちらは3管というので若干好みが出てくるところ。
ジャケ、裏の曲名のところにソロをとる順番が書いてあるのが親切で、ソロを書き抜いて○をつけながら聞いてみました。
1曲目イオナータがまずは出てくるとこれはうれしい。ますますいい音になってます。
2曲目はマンヌッツア、きっちりと曲の形をつくります。
4曲目で再びイオナータ、先日Dado Moroniとのデュオ「Two For Duke」でも感じたけれど、歌心が素晴らしい。
5曲目はマンヌッツア、イントロのソロがすごいし、7曲目もマンヌッツア、ピアノはサウンド作りであまり前に出ませんが、出るときは必ず凄い。
8曲目のレッキアのメローなソロがいいのと、3人目のイオナータのソロがまたすごい。
一番前に出ているフランセスコ・レントという人ですが、一つもマークがつかなかった。
3管でハーモニー、ユニゾンするときに一番気張って吹いていて、バランスが一寸気になる。
ということで、私はマンヌッツア、イオナータ、レッキアの順に楽しみました。
なぜ記事が書くのがおくれたかというと一寸生意気書いてみたいからです。
普通のアルバムでは気にもならないけれど、マンヌッツアのサウンドが100%近くまで完成されたのであれば150%のものを求めたい。
日本のプロデューサーとして次の創造に行くべき、それが可能な関係があると思う。
それが驚きになるのです。
豊田さん、頑張ってね!
MY MUSIC / LUCA MANNUTZA
Francesco Lento (tp, flh)
Paolo Recchia (as)
Max Ionata (ts)
Luca Mannutza (p)
Renato Gattone (b)
Andrea Nunzi (ds)
Recorded at Icarus Recording Studio Rome Italy, on November 29-30, 2011
1 SO NEAR, SO FAR T. (Crombie / B. Green)
2 EVAN’S EVEN (Luca Mannutza)
3 PIPPO (Luca Mannutza)
4 LIBERO (Luca Mannutza)
5 SAFARI (Luca Mannutza)
6 NEL MARE (Luca Mannutza)
7 SHADES OF GIRA (Luca Mannutza)
8 COSI’ COME SEI (Luca Mannutza)
9 TWO FRIENDS (Luca Mannutza)