ボブ・ミュンツァーと一緒に演っているライブ盤がとてもよかったので、ニコラス・フォルメールの新しいアルバムを待っていたら、ダニエル・ユメールと一緒に演っているアルバムが出ました。
ピアノがアルフィオ・オリリオなのがうれしい。パリ・ビックバンドで一緒だから誘ったのでしょうか。
エミール・パリジャンの入っているユメールのアルバムと一緒の注文になりました。
2曲目、これ聞いたことがあります、フォルメールとの出会いになったアルバムがこのタイトルのアルバムでした。
3曲目はミュートにして、フォルメールのすきのないうまさに驚きます。
4曲目オリリオがガッと弾きだしてうれしい。この陣容だとこれぐらいの曲調の方が良い。フォルメールの乱れないフレージングが凄い。
5曲目ミュートで吹きまくるフォルメール。
6曲目、ユメールのドラムスは一寸古臭い感はあるけれど、職人的というか、すきを解くらないというか。
このアルバム、たぶん若手のフォルメールの活躍と実力をみた重鎮ユメールがおぜん立てしたような感じをうけます。
これだけ上手いパリのトランぺッター、重鎮がほっておくはずなくて、できるべくしてできたという感じです。
LIGHTS / NICOLAS FORMER & DANIEL HUMAIR PROJECT
Nicolas Folmer(tp)
Daniel Humair(ds)
Laurent Vernerey(b)
Alfio Origlio(p)
2012年作品
1. Ici Et Maintenant
2. I Comme Icare
3. Kamakura
4. Galinette
5. Riviere Calme
6. Attrape Moi Si Tu Veux
7. Gravenstein
8. Claire Et Sombre
2012年作品