しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

矢掛町の古墳散歩③小迫大塚古墳

2022年02月10日 | 令和元年~
場所・岡山県小田郡矢掛町南山田
名称・小迫大塚古墳
訪問日・2022年2月9日

二度目の訪問だったので、場所を探す心配や手間はなかったが、
前回に比べ、周辺の環境が一変していた。
ソーラーパネルに左右とも挟まれた、古墳への径だった。



・・・・・

小迫大塚古墳

矢掛町重要文化財
所在地 矢掛町南山田
指定年月日 昭和48年4月11日
管理者 南山田財産区







両袖型の横穴式石室をもつ、一辺23~27mの方墳。
現在石室全長10.7m、玄室の長さ6.5m、幅2.4m、高さ2.3m。
羨道部長さ4.2m、幅1.8m、構築年代は古墳後期から終末期と考えられる。
周囲に空濠があり、石室は南に開口する。
羨道の最前部は一部破損しているが、内部遺構は完全に保存されている。
天井の4枚の巨石、奥壁の岩は見事な一枚岩である。
町内古墳のうち最大のものである。
矢掛町教育委員会

(現地説明板)




(古墳のうえから南方を望む。前方に竹林寺山の天文台、すぐ近くにはソーラーパネルが見える)




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1 コメント

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小迫大塚古墳 (killy)
2022-02-10 12:53:33
周囲の太陽光パネルは興ざめです。
奥壁の上半分に朱が塗られています。備後の終末期古墳にも塗られています。
なぜ塗られているか謎ですが、見学に来た学生も教授も指摘するまで見落としています。
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