「三原市史・第二巻」より転記する。
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維新後の三原町
明治3年、正月4日の初寄合での協議内容によると、
(1)町では近頃物価高になり、商売も少なく、みんな困窮しているのに、役所へ上納する間内銀は三倍増となり、時の相場で米で立て替えて上納することになった。
(2)米値段はことのほか銀高になり毎年調達するのに困っており、取り揃えも容易ではなく、手元で立て替えて支払い、あとから未納者に催促するがうまくいかない、
(3)新しい体制になってからは、出費もかさみ、以前のように各村から年貢米を運んできてその年の決済をすることもなくなり困っている。
(4)目代所で増加した仕事は各村で努めるから、なるたけ間内銀を出さないですむようにしてほしい、と願い出る事にしている。
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維新後の三原町
明治3年、正月4日の初寄合での協議内容によると、
(1)町では近頃物価高になり、商売も少なく、みんな困窮しているのに、役所へ上納する間内銀は三倍増となり、時の相場で米で立て替えて上納することになった。
(2)米値段はことのほか銀高になり毎年調達するのに困っており、取り揃えも容易ではなく、手元で立て替えて支払い、あとから未納者に催促するがうまくいかない、
(3)新しい体制になってからは、出費もかさみ、以前のように各村から年貢米を運んできてその年の決済をすることもなくなり困っている。
(4)目代所で増加した仕事は各村で努めるから、なるたけ間内銀を出さないですむようにしてほしい、と願い出る事にしている。