ギンザ・コマツアミュゼ 7/15(日)
第一部「三遊亭円歌一門会」 → こちら
第二部「SF怪奇噺集」
台風の影響がこんな所にもっ!
ヌワント、東京に来れない噺家がっっ!
笑福亭扇平 「開口一番」
↓
桂しん吉 「犬の目」
代演です~!
朝早くから駅に行って、何時間も待たされてた時
「そんなんやったら戻って来ぃへんか」
そう言われて…。
いやん嬉しいぃ。
昨日JUJIYAホールで、
『吉朝の可能性・桂吉朝一門会』
これに出てはった人やろ。
あの会に行かれへんかったから、
めっちゃラッキー
眼科に患者がやって来た。
医者大喜び~。
かんこ鳥が鳴いてるみたいやなぁ。
「さっそく洗いましょか。眼出して」
オヨヨ
そんな事出来るんかいな
シュルシュル~
くり抜く音がナイス!
あ~眼が出た~!
助手に指示してる。何かで洗うんやね。
え?アタックも入れとけって!
ガハハ
ギャァァァァァ
暫くして叫び声がっ!
ヌワント!
犬がめん玉を食べても~た~
予備は無いから…犬の眼をっっ!
患者は、パッチリ見えるよ~になって
ルンルン♪
数日後、またまたやって来て言うことにゃ
「暗闇でもハッキリ見えるんです」
「そりゃぁよかった」
「でも、電信柱を見るとしたくなるんです」
グハハハハ
有り得な~い。アホらしいぃぃ
桂文華 「天狗の酒盛り」
↓
桂宗助 「天狗の酒盛り」
またまた代演です~!
「まぁ鼻から提灯出してよう寝てるわ」
グワッッッ!!
こりゃぁもしや『天狗裁き』
昨日聞いたばっかしやんか!
ひゃ~やられた~
『寝床』 ⇔ 『素人浄瑠璃』
『天狗裁き』 ⇔ 『天狗の酒盛り』
QOO~
上方と江戸ってほんまに繋がってんなぁ。
天狗さんの山が
”高尾山”から”鞍馬山”になってる~
イヒヒヒ
女房が男に
「いったいどんな夢みたん?」
ガッハッハ
柳家小はん 「猫忠」
ごめん。この人何度聴いても
ツボに刺さったことない…。
だから、最初っから
♪飛んで飛んで回って回って~♪
円広志の家に遊びに行った。アハ。
よき休憩時間となりました(こら!)
噺はここで。めっさオモロカッタ
→ 「桂文我・桂梅團治二人会」(2007年)
~中入り~
笑福亭仁扇 「あたま山」
↓
桂 吉弥 「肝つぶし」
またまたまた代演で~す!
のはずがっっ。
仁扇が無事に到着っ!
でもすでに、
着物姿になったいた吉弥
「行きま~す」(byアムロ・レイ)
いやん嬉しいぃ。
聴いてみたかった人や~。
吉朝の弟子や~。
いや~この話、師匠で聴いたことある。
→ 落語と狂言の会「お米とお豆腐」 (2005/8)
貧乏長屋に住む男のもとに幼馴染が訪ねてくる。
男は夢に出てきた呉服問屋の娘に恋患い…。
病を治すには、同時刻に産まれた女の生胆が必要。
恩ある人の息子のピンチや!
”同時刻”って、あれよあれっ!
”寅の年・寅の月・寅の日・寅の刻”
妹がドンピシャッ!
幼馴染は我が妹の肝を食わそうと、
寝ている所を出刃包丁でっ!
眼が覚めた妹に
「町内会の芝居のケイコや」と咄嗟に嘘を。
「ああ、肝が潰れた」と妹
「そんな!肝が潰れたら薬にならん」
う~ん。
師匠はもうちょっとこう、
手毬をつくよ~に優し~かったなぁ。
演劇的空間もあったなぁ。
吉朝~!!…(しんみり)
ちょっとちょっとちょっと。
前の方の席空いてるよ!
ウシシ
席移動したったぁぁぁ。
ああ、視界が開けたぁ。幸せ。
笑福亭仁扇 「あたま山」
す…す…すごい!すごい!すごい!
この溢れ出過ぎてるPOWER~
これぞ上方っっ!
ひゃ~ひゃ~ひゃ~
しかも私、アップで見てるしぃぃ。
キャーッッ
『参加型落語』やて!
こういうの大好き。
「先にオチ言いますね。”ドッボーン”です。
この後に皆さんが
大阪やったら「そんなアホな」ですけど、
東京やから「そんなバカな」言うて下さい」
練習中
よっしゃ~!任せとけ~!(ほんまか)
「愛宕山」じゃないのね「あたま山」ね…。
落ちてたサクランボを腹いっぱい食べた。
ら…にょきにょき~
ドケチな男の頭の上に桜の木がっっ
仁扇の頭の上に見えてる!見えてる!
ギャッハッハ~
3Dになってるっっ
声と表情、&イマジネーションをミックス!
脳が立体化~。
ウヒョヒョヒョヒョ~。
「花見するならここでやって」
近所に出張してお金を稼ぎ。
桜の木を伐ったら池が出来た~
「ここで釣りして」
親子連れでまたまた金稼ぎ。
でもね、
ガチャガチャうるさいのよ、頭の上。
花火まで上がるしぃぃぃ。
も~あかん。
ある日男は、頭の池に…
ドッボーン!!
「そんなバカな!」
太鼓もデンデーン!
底なしにアホらしいー!!
上方の底力をまた体験してしまった
まいどHAPPY~
柳家小さん 「死神」
「途中で帰らないで下さいね」
そ~なんですよ~
1席多い分、
延長戦にもつれこんでいるんでねぇ。
他の会場に行く予定の人もいるだろ~し。
こら!小さん聴いてけっつ~の。
ドッカンドッカ~ンの上方落語
エゲツナイのが大好きなくせに、
しっとりとした風鈴の音のよ~な
小さんの落語も大好きなんだよ~ん。
死のうと思ってた男が、
ひょんな事から、死神と知り合った。
なんと!教わったのは医者になる秘術!
病人の枕元に死神がいる時は、
もう助からない。
でも、
足元に死神がいる時は
呪文をとなえて死神を追っ払え!
アジャラカモクレン キューライソ テケレッツノパ
めでたく男はお医者さん。
ジャンジャンバリバリ稼いじゃって、
愛人出来て上方へレッツゴ~!
スッカラカンになって江戸へ帰ってきたよ~。
待てど暮らせど患者は来ない…。
お!お!やっと来た来た
往診に行ってみると…
枕元に死神がぁぁぁぁ。
大金をくれるってんで、やっちゃったよ~
布団をグル~っと回したよ。
枕元が足元に!
呪文を叫んだら死神が消えた。
懐が温まった男の所へ
あの死神がやって来て…。
「さっきの死神は俺だ」
あじゃじゃ~。
恩を仇で返したってことだね。
え~っと、最後はどうなるんだっけ?
この物語知ってるはずなのに…。
死神が蝋燭を男に見せてる。
”1本が1人の命”
消えたら御臨終…。
さて男の命はー。
嗚呼心地良いねぇ
静かだもん”せせらぎ”だもん 。
満足満足。
でも…ヘトヘトだぁぁぁ。
胃はガッツンガッツン痛いし、声も出ないし…
晩飯食って第4ランウドへ…。
実の親子の競演リレー落語
三遊亭圓窓/三遊亭窓輝/桂福団治/桂福若
圓窓の「子別れ」を聴き終わって
中入りの声を聞いた途端
ダウン…。
集中力切れた(そんなもん有ったんや!)
トボトボと会場を後にしたよぉぉ
翌日は、
「JUJIYA上方亭/小佐田定雄の世界Ⅱ」
これにも行かず…。棄権。
そうして集めた団扇はこれ →
全部揃ってないの…。だってぇ、
選ばせてくれない会場もあったんだも~ん
今年の「大銀座落語祭」は、
町中に旗がひらめいて、ゴージャスになっちゃったねぇ。
前売り方法も、
”チケットぴあ”のプレリザーブ。
だんだん気軽さから遠のく感じがして
淋しいなぁ
でも、”笑”という幸福は追っかけ続けるよ~!
みなさ~ん!これから夏本番。
私の様に、今から体調を崩すアホもいますが、
夏バテに注意して下さいね。
ここにも行きましたレポ → 1日目 3日目 4日目(1)
毎年のレポ → 2006年
2005年 長講名人会 上方の底力
2004年
ランキング参加中、あなたの清き一票を(笑)