アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

ヨーロッパ企画「衛星都市へのサウタージ」SFだ!

2007年07月06日 | 演劇


新宿THEATER/TOPS    6/26(火)  

バック・トゥ・2000シリーズ、ラスト1本!
3本目にして、劇団員全員集合~。
オールキャストだ!ワクワク感倍増だ!

補助席は出るは、当日券に人は並んでるは
人気上昇中~!


未来、惑星都市・アルカディアに向かう宇宙船の中。

アルカディア!
宇宙海賊キャプテンハーロック」じゃないか!
♪宇宙の海は~俺~の~海~♪
惑星の名前だってば。

因みにこの船の名は「スターライダー号」
ほんじゃまあ、レッツゴ~!

ヨーロッパ企画第24回公演「衛星都市へのサウダージ」   
 
作・演出:上田誠
 出演:石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、
     中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、松田暢子、山脇唯

 5/31~6/10 大阪 インディペンデントシアター2nd 
 6/20~7/2  東京 THEATER/TOPS 

赤いソファーが4つ。
自動販売機が1つ。
ここは談話室っぽいね。
おや…階段昇った奥の部屋は何?

無人の部屋に2足歩行ロボット登場~!
カッチョイイ~。RCD2っぽい~。
相棒はC-3POなのか!
声は野沢那智だじょ~~。
あ、話が逸れた…。  

このロボット
…グフフ。後で判るんだけど、段差が弱点!
人間に抱えてもらって降りるのだ(おいおい)

ハイテンションな2人(諏訪雅・石田剛太
遠ざかる地球を見ながら、
「本当に地球ですね~」
「地球は青かった!」
「ガガリーン!」

ガガーリンだろ。
その突っ込み、ちゃんとしてくれたヨ。
サンキュ~

それにしても、出会ったばっかなのに、
よくもそこまで気が合うこと。

チャラケまくって、駄洒落まくって判ったことは
皆が皆”移民”じゃないってこと。

ワクワク感に乏しいのは、
単身赴任の移住者(永野宗典
惑星にオープンする大手ストアーの会社員(中川晴樹
研究者2名(酒井善史・松田暢子
うち1名のヒモ(土佐和成
女子学生(西村直子) 女子学生のネコ
宇宙遊泳士(本多力
ロボット操縦士(山脇唯

こいつら、何十日も一緒にいられるのか?
やっぱりね…。事件がてんこ盛り~!

単身赴任移住者が『Windows5000』の
あの人だったなんて!
そっか、過密都市になって
集合住宅に、人間がギューギューに生きてる。
あの地球から脱出したんだ~。
へ~。
物語が繋がってるでよォ(ハヤシもあるでよォ)

後で購入したCD付きパンフ
『人類移住計画パンフレット/君もアルカディアへ』
”ヨーロッパ・サーガをめぐる7の神話”
なるものがあって、
他にも色んな作品と相互関係が!
グハハ。
ファンにはたまらんねぇ。
わたしゃ新参者だから
他は全く知らないけど(DVD買えよ)

乗組員に何か起こるたび…違った
何か起こすだび、それが目出度く解決すると

プロジェクター…違った
大スクリーンに映し出されるのは、
彼ら彼女らの、ほんのちょっと昔…。

1人づつ過去が明らかになって
”騒動”に結びつくのだぁ。

あいつ、あんな態度とってるけど、
そーなんだ!
って納得させられちゃう。ハハハ。

ポロリ…
ときたのは、女性ロボット操縦士。
男っぽくってガサツ。
そんな印象が吹っ飛んだ。

宇宙に放り出された遊泳士は、愛する人なんだね。
あんなに明るく喋ってたから、
そんな事思いもしなかったヨ…。

アルカデイアは
真っ暗な宇宙の真ん中にいるんだなぁ(実感)

船内は、次から次へと騒動だらけ!

禁煙!のはずが…どっかで吸えたり
キョエ~~!!

アルカディアの主食は”クロレラ”
平気で食べれるのは、
アルカディア出身の女子学生だけ。

そこへやって来たのが遊泳士。
手にはマヨネーズ
これをぶっかけると、美味し~の!食べられるの!
さっすが宇宙のプロ
ああ~争奪戦になっちゃってるよ。

後で、
大手ストアー会社員が、地球の本社に
”マヨネーズ”を発注してた!エライっ。

実は、
惑星は建設途中で、移住者=労働者
食料も只今開発中…。
楽しいこととか、愉快なことあるのかなぁ。

そんな暗~い現実を、
忘れさせてくれるのがワープ

これが!
男性には”嗚呼たまらん”天国に行けるらしい。

ガハハハハ
客席の男性陣に大受け!
女性には、いっちょん判らん。

この快感を増やそうと
何度もワープする船長(角田貴志
パンフでは”船内にいる男”と書かれてる。
それもそのはず
全てはROFT(ロボット)に任されているのだ!

いつもとは違う警報がっっ!
船長はじぇんじぇん気づかなかったんだけど…。
ロボットなしでは生きて行けんね。

不法侵入者だ!
「11人いる!!!」
あってるじゃん。その通りじゃん。

ガッハッハッハ萩尾望都だっっ!
こうくるなら、
「地球(テラ)」と呼んで欲しかったよ、諏訪くん。

犯人はネコ
さて、こいつをど~する。
「違法だ!」
「イヤ、OKだ!」
「生態系が…」
「でもカワイイでしょ、ネコ」

皆が…11人ね。
一丸となって意見交換してるよ!
さ~て結論やいかに。
…動物と子供には勝てないよね。

無事にアルカディアに到着
1人1人を見送る船長~。
この人は、
ズ~ッとこうやって生きていくんだろうな。


ドッカンドッカンきたよぉ。
シリーズ3作の中で一等賞
去年の『ブルーバーズ・ブリーダーズ』より
ツボにグッサグッサ入ったよぉ。
DVDでたら買っちゃったりするよぉ。

帰宅してから気がついたけど(おそっ)
最後まで名前で呼ばなかったよね。
ニックネームがある人はいたけど…。
グハグハ~ オモロイ!

パンフのCDには、こんなものが!
劇中挿入歌2曲&ボーナストラックとして
惑星アルカディアのローカルラジオ番組

「ラジオアルカディア開局1周年記念」
DJは、いっしゃんと諏訪
アルカディアと地球は暦が違うんだって。
新しい料理を食べてみたり、
単身赴任者(彼だ!)のお悩み相談してみたり、
夜中に聞いてると、マジ深夜番組
当たり前田のクラッカー♪

私が出会う演劇は、
いつも男優の方に目が行っちゃって…。
『ヨーロッパ企画』はそれが無いっ!
み~んなを見れるんだなぁ。
そういうのってスッゴク嬉しいぃ。

男性群が個性派だと、
女性が希薄になるもんだけど、
濃い~キャラ軍団の隙間をぬって顔出してた。
イイゾ~。

ラジオ体操第1”みたいな集団。
第2ほど激しくないけど、
1つ1つの動きにちゃんと流れがあって、
どれもこれも欠かせないのヨ。
最後まできっちりやると達成感あるでしょ。
あれよあれ~。
まいどHAPPY

■第25回公演「脱出!エレクトロンワールド(仮)」
 京都:11/23~25 京都府立文化芸術会館
 福岡:11/30~12/1 イムズホール
 東京:12/4~9 シアターサンモール
 大阪:12/20~23 ワッハホール

詳しくはこちら → http://www.europe-kikaku.com/

上田誠の力はここでも発揮されてるぅ
   → 
スタア☆大作戦~まりもみ危機一髪!~

これまでの観劇レポは 
  「苦悩のピラミッダー」 「冬のユリゲラー」(バック・トゥ・2000シリーズ) 
  歳末スペシャル2006  
  
ブルーバーズ・ブリーダーズ
  サマータイムマシン・ブルース2005
 

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2 コメント

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ガガリーン~~~! (midori)
2007-07-06 15:29:11
かしまし娘さま、どうもです!
アップ、楽しみにしてました♪

チカラの抜け加減が微妙に気持ち良くって、
宇宙なんだけど、近所の寄り合い所みたいな
感じも、私はキライじゃなかったです。
(^m^)
いただいた助言どおり、一回コッキリにしま
せんので。
次回作にも参ります!
p(^^)q

そうそう、↑の言い方は、日によって変わる
んでしょうかね???
私の時は、こんな言い方でした。
(って、どっちにしろ、違ってるんですが)
(^m^)
返信する
あああ~~! (かしまし娘)
2007-07-06 17:12:46
midori様、まいど!
「ガガリーン~~~!」
ああっ!これが正解だ!
「ガーガリン」は、
女性物理学者のヒモがそう言って
「マーガリンみたいだな。ハハハ」と笑ったんだった!
え?これも違う…?
いや~教えて頂いてありがとうございました。
やっぱり体調不良の時に観るもんじゃないな…。
ウッソ~!いっつも”ボー”だからな。ヤレヤレ。
書き直しますぅぅ。

>宇宙なんだけど、近所の寄り合い所みたいな
そうでしたねぇ。
最後の女性操縦士の時に、やっと宇宙を体感しました(笑)
"ブルーバーズ・ブリーダーズ"では、
森の中なのに「そこはどこやねん」って突っ込み入れました(心の中で)

>次回作にも参ります!
オオ~!なんと前向きな!エライ!
私は2作観て、どうしてもツボに刺さらなければ、ほぼ一生観ない(笑)
あ!1回で止めたところもあったっけ…。
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