赤坂ACTシアター 1/22(木)
パルコ・プロデュース公演
いのうえmeetsシェイクスピア
リチャード三世
劇作・脚本:シェイクスピア
翻訳:三神勲
演出:いのうえひでのり
音楽:岡崎司/美術:池田ともゆき/照明:原田保
衣裳:前田文子/映像:上田大樹/音響:井上哲司
ヘアメイク:宮内宏明/アクション指導:川原正嗣・藤家剛
配役
リチャード3世:古田新太
ヨーク公夫人:三田和代
マーガレット:銀粉蝶
王妃エリザベス:久世星佳
アン王女:安田成美
スタンリー卿:榎木孝明
バッキンガム公:大森博史
エドワード4世王:藤木 孝(12月)・久保酎吉(1月)
クラレンス公ジョージ:若松武史
リヴァース伯:天宮 良 他
「さあ、俺たちの不満の冬は終わった」
リチャード三世の独白は、
小型マイクの濁った響きー。
顔の醜さや映像モニター画面が
2階席(F列下手ブロック)からじゃ見えねー!(クッソー)
1万円も払ったのにぃぃ。
後ろでも1階なら、
劇空間がキャッチ出来たろうに(クッソー)
どこかの地下工場の様なセット。廃墟だ…。
その無機質さと金属音。
音響もやっぱりいのうえワールド♪
衣装は60~70年代の英国ロックだね。
裾が汚れてたり、袖がきちゃなかったり…。
これって、旅芸人達が演ってるってことかも。
もしかして亡霊かも…。
なんてぇイマジネイションがドンドン膨らむぅ。
自らの舌で目の前の全てを絡めとリ、
荒涼とした世界で、
玉座という太陽を我が物としたリチャード。
しかし…
夜のしじまに躍り出るのは、もろもろの魂達。
その舌が語る言葉はただひとつ
絶望して死ね!
津波の様に押し寄せる、地獄からの使者は、
リチャードを飲み込んで漆黒の闇へ突き落とすー
ミニPC片手にマクドナルドを頬張るリチャード。
スターブーツを履いたりもして。ククク
でもって、
キンキンギラギラな王様衣装に、ブッ飛びぃぃい。
ヒャッヒャッヒャッ
ジャバじゃん、スターウォーズじゃん。
めっちゃ似合ってるで。古ちん~♪
彼を取巻く人々が、
そんなガキくさい悪漢に襲い掛かる!
中でもターゲットロックオン!なのが
食えない女優三人衆
実は、彼女達を観に来たようなものなので…。
だって、
こんな素敵な三つ巴はこれっきりって気がして。
だから今回の古ちんってば、
私の中でオマケっぽい…(ごめんなさい!!)
古田新太×久世星佳
リチャードとエリザベスのガチンコ勝負。
接吻付き♪(いや~ん)
劇団新感線アンケートの「出演して欲しい俳優」欄に
ズ~ッとノンちゃん(久世)の名を書いてきたんだも~ん。
こりゃぁ至福の時でしょ♪ウッフッフ。
エリザベスの真っ赤なパンタロン姿はオトコマエ!
さすがは元宝塚トップスター。
スラ~っとしたポーズと歩き方にラリラリ。
ノンちゃんのその艶めく御声♪
もう1人のお目当ては三田和代
故ヨーク公爵夫人。リチャードのおっかさんだヨ。
その昔、オフィーリア役で観たのが最後。
20数年ぶりだろうか…お久しぶりぃ。
じぇんじぇん変ってないぃぃ。煌くその御声♪
そうして銀粉蝶
呪いの言葉を吐きまくるマーガレット。
相も変わらず黒光りするその御声♪
女優達の声のハーモニーは、
月明かりに照り映えて、ハートをトロケさせちゃう♪
私って声フェチなのねん♪
そう!リチャードの兄・クラレンスの若松武。
あの闇夜にさざめく声にも痺れるぅ。
すぐ死んじゃって淋しかったじょ~。
榎木孝明&大森博史もイイ味出してるぅ♪
しゃっちょこばった台詞が並ぶ。
それがシェイクスピアだと思ってたけど…。
いや…あんまり観てないんだけど…。
この舞台は違うね。堅苦しくないじゃん。
古ちんのモノローグも聞き取れなくっていいじゃん。
…あの部分だけ原作を読んでたから
OKだったのかも…アワワ。
古ちんよりも周りの人々のオーラが
眩しくってウッハウハ♪
さすがは驚愕の布陣っっ。
これじゃぁリチャードの野望は潰えたはずだぁ。
殺陣はやっぱ古ちん!ステキ♪
あの身体が軽く見えるんだも~ん(コラコラ!)
そうそう。
アンコールの水吹きと投げキッスがなかった。(アハハ)
そうそう。
ペラ紙に、難解な「リチャード三世」について
解説してくれるのは嬉しかったけど、
いつものよ~にキャスト表も欲しかったなぁ。
贅沢かなぁ。
ゲキ×シネになるよね?(上映してくれ~!)
その時は、リチャードの顔の痣をちゃんと観たい。
ドアップで!!(そこかい!)
→ 驚愕のキャスト
OGエンターテイメントTV NAVI /久世星佳
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