世界で1億3000万人が見た
メガヒットミュージカル「オペラ座の怪人」の
25周年記念公演が
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで
行われた。
公演の模様は
欧州、北米の約1100映画館で衛星中継。
日本でもっ。
上映期間がたったの1週間だから、
急げや急げ!
25周年記念公演inロンドン
オペラ座の怪人
2011年10月23日(日)
TOHOシネマズスカラ座
東京宝塚劇場の横。
なもんだから
入り待ちの人々がぁぁぁ。
映画館の前にも
発券待ちの人々がぁぁぁ。
上映が始まると…そこは別世界。
ドドドドデカ過ぎッッ!
ロイヤル・アルバート・ホール。
感動ぉぉお
何階まであるの?
1.2.3…え…ええ!!
いったいどれくらい…。
この日は、約5000人となっ。
舞台の2階にオケピがっっ!
その上に、もうひとつ仕掛けがあって…
クリスティーヌが怪人に導かれて、
地下に行く時にクローズアップ!
アッと驚く為五郎~!!
オークション会場。
あの猿の人形が…
あのメロディーを奏で…。
知ってるはずの物語なのに、
何もかもが新鮮っっ。
それって
圧倒的な歌唱力からくるのかっ。
日本のミュージカル界とは、
次元が違い過ぎるぅうう。
そんなこと判っちゃいるのに、
大音量で迫ってくると
も~ビリビリ痺れちゃってぇええ!!
クリスティーヌは、
オペラ座の怪人と2人きり。
甘く囁く歌声に放心状態。
「歌え。私のために…Sing!」
ファントムが言い続け、
クリスティーヌが唄い続け…。
グエウォォオオオ!!
こりぁぁあ
鳥肌もんでっせぇぇえ!!
彼女の視線を逃れようとるす顔。
彼女の手を避けようとする顔。
冷たくて無機質な仮面が、
ファントムの顔の半分を
スッポリと覆って…。
隠し切れない唇には歪みが…
すっごいメイクだなぁ。
仮面もへばりついてて、
暑いやろうなぁ。
パパが天国から送ってくれた
音楽の天使。
エンジェル・オブ・ミュージック(Angel of Music)
いったい素顔は…。
仮面をベリッッと
やっちゃったクリスティーヌ!
怪人大ッ激怒ッッ!
オペラ座の2人の支配人が
オモロイっ。
さり気なぁい仕草とか表情とか。
ククク。
”the Phantom of the Opera”の
言うことはちゃんと聞かないと
いけないんだぞぉ。
ほ~ら、次々と奇怪なことが…。
クリスティーヌはいつしか
幼ななじみのラウルとラブラブに…。
でも、「僕のもとへ戻っておいで」
あの歌声を聞くと…フラフラと…。
ってどっちやね~ん。
怪人から届いた新作は、
まるでオペラ座に
憎しみのありったけをぶつけてるみたい…。
不協和音がいっぱいの歌ッッ。
それにしても、よく唄えるよなぁ。
出演者の皆さん。
本番の舞台で
クリスティーヌに近づいてきた
顔の見えない男は…っ。
ギャァァアア!!
闇の世界へ再び連れ去られる
クリスティーヌ。
嫉妬の炎をメラメラ燃やすファントム。
追いかけてきたラウルの首に縄をっ。
ファントムの生い立ちって
バレエ教師マダムジリーが、
見世物小屋にいた。
それだけしか言わないんだね。
ここに来て、ファントム自身が
母に嫌われてた。
そう言うだけなんだね。
「仮面で隠した私の人生」
「あなたの顔が醜いんじゃない。
心が汚れてるの」
仮面をつけないファントムの顔は…
グ、グ、グロテスクーッッ!
ドアップだから余計なんだけどさーッ。
クリスティーヌの表情が…一瞬…。
ワァア!!
ファントムにキスっっ。
しかも2回もっっ。
それを見てるラウルの顔が…。
こりゃまっちゃ悔しそうでさぁ。
ファントムは金縛りにあったみたい。
嗚呼…きっと氷の心が溶けていくんだ…。
蝋燭に火を点けて
ラウルに近づくファントム。
何するんやぁ…。
縄を焼いてっ
「何も喋るな。さあ行け。GO!」
2人は去って行く…。
んだけど、
指輪を返しに戻ってくるのよ
クリスティーヌが…。
グオォォオオ!!
その前からもう大粒の涙ボタボタぁ
だったんだけど。またまたぁあ
クリスティーヌってさ、
映画でもピンと来なくってさぁ。
宝塚歌劇の『ファントム』でも、
好きじゃなくってさぁ。
これでやっとMYツボに刺さったぁ。
でさ、彼女ばっかり
出て来てる気がしるんだけど、
やっぱり主役は
『オペラ座の怪人』なんだね。
ガッテン!
彼の心をジンジン感じるんだよ…ぉ
ファントムは漆黒の中に姿を消して
地下に残されたのは…仮面。
場内大大大拍手っっ!!
歓声と指笛の嵐っっ!!
ハ!それは画面の向こう側。
映画館にいるってことを
忘れてたよぉぉお。
カーテンコールでは、
作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーは
もちろん、
25年間のキャストが大勢集まって、
初代ヒロインのサラ・ブライトマンと、
歴代怪人5人との歌の競演に
ジ~ン…
あっ。バルコニーにも
お客に扮した俳優達がいるっ。
この作品にどんだけの人が
関わってんのかぁ。
ロイドウェバーは、
スタッフもきちんと紹介っ。
胸が熱くなるぅぅ
3時間がアッ!っちゅうま。
でも、休憩無くってさぁ、ビビッタぁ。
だって…トイレに…。
1幕の後、客席が映ってる間に
ピュ~っと行ってた人が…。
アッパレじゃ!
これぞ音楽劇。
唄って唄って唄いまくりっ♪
名曲のオンパレードで
もう脳内はパンク寸前っっ!!
the Phantom of the Opera is there
inside my mind
the Phantom of the Opera is there
inside your mind
最後に「ツッ」って発音する音が好き♪
英語だから字幕がないと
じぇんじぇんダメなんだけど…
旋律の美しさが
グワングワン伝わってきたぁ♪
ゴシックロマンの大傑作
哀しくて美しいラブストーリー
ここまで人を感動させる舞台って…。
いっつも観れる英国人が
羨ましいぞぉぉおお。
家に帰って、
ウエストエンドで観た記憶を
手繰り寄せ…。
アルバムをエイヤ!っと
押入れから引っ張り出し…
1997年8月14日
Her Majesty's Theatre
嗚呼ぁあ、また行きたいなぁ。
…パスポート切れてるけどぉ。
オペラ座の怪人 完璧の旋律
オペラ座に5怪人 25周年で5000人総立ち
公式サイト
ギャラリー(写真)見てあの感動が甦るぅう