気がつけば読書週間!
※10月27日(火)~11月9日(月)
読書レポを毎日載せた年もあったなぁ。
今年は無理だなぁ。
根性なしだなぁ。
アハアハ
古代ローマのペストからコロナまで
洋の東西でこんなに違う感染症の付き合い方
パンデミックの文明論
著者:ヤマザキマリ、中野信子
出版:文春新書
発売日:2020年8月20日
定価:800円+税
新型コロナウイルスの話で意気投合した
異色の二人が緊急対談。
ヤマザキマリがイタリアに帰れなくなって、
実現したんだろうね。
「自殺を罪とするキリスト教の倫理観とともに
生きている人たちと、日本みたいな国とで、
対策が同じにならないのは当然」(ヤマザキマリ)
って言葉に目からウロコォォオ!!
他にもボタボタ落ちる話がてんこ盛りッ!
「欧米人の持つ、自然に屈することへのある種の屈辱感は、
日本人には想像しづらいかもしれない」(中野信子)
つい、自分の物差しで外国の行動を
理解不可能って決めつけてしまうけど、
そういうことではないんだね…ぇ。
「こんなに世界の全体の動きを
身近に意識したことって、
初めての経験だったんじゃないか」
という一文に、
そうそう!私もそう思う!
思わず手を挙げたよぉお。
仲良しの女性同士なので、
話があっちでウロチョロ。
こっちでウロチョロ。
いつ新型コロナの話に戻るのだろうか。
って心配する場面もあったけど、
肩肘張らないノビノビ感と、
ビシバシ物言うスッキリ感が
面白かったぁあ。
パンデミックの文明論 (立ち読みできます)
テルマエ・ロマエ 侮れぬ!平たい顔族! (2015.4.21記)
ルネサンスって… ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (2017.10.28記)
2020 読書週間 ラストページまで駆け抜けて (2020.10.23記)