木挽町広場で春を感じた後は、レッツ歌舞伎座♪初日だ!
2014年3月2日(日) ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
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歌舞伎座 11:00開演 3階4列下手
歌舞伎座新開場柿葺落
鳳凰祭三月大歌舞伎
歌舞伎座松竹経営百年
先人の碑建立一年
昼の部
壽曽我対面
工藤祐経 梅玉
曽我五郎 橋之助
曽我十郎 孝太郎
近江小藤太 松江
八幡三郎 歌昇
化粧坂少将 児太郎
喜瀬川亀鶴 梅丸
梶原平次景高 桂三
梶原平三景時 由次郎
大磯の虎 芝雀
鬼王新左衛門 歌六
小林妹舞鶴 魁春
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十郎にいつもズームインしちゃうんだよね。
女方が男になってるから、えも言われぬ色気があるのよ♪
花道から出て来た孝太郎の後ろ姿。そのうなじラインに萌えぇ♪
ハッシー(橋之助)を久しぶりに観たっ。
嗚呼ぁ、お兄ちゃん(中村福助)はどうしているかしら…。
本当なら今月は福ちゃんの『歌右衛門襲名』
のはずだったんだよぉ…。ウウゥ…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
十郎は和事で五郎は荒事。
鼻息荒い弟を制するお兄ちゃん。
兄が十郎で弟が五郎ね。なんかややこしいね。
十郎のね、手がね、しなやかなのよぉ♪萌えぇ♪
でもね、やっちゃうんだよね、
ハッシー五郎がバリバリィっと三方を壊すっ。
飛び散った欠片を、黒い布を広げながら
バババッと回収するのが黒衣っ
。大変だぁぁ。
なんてったって、あっちにもこっちにもあるわあるわ。
黒衣たちはいつも役者の後ろで、
ジ~っとちっこくなってるよねぇ。
影なんだよねぇ。丸見えなんだけどねぇ。
そこにグッとくるんだよねぇ♪
後見
の姿を見るのも好き♪
あのひよこ…じゃなかったアヒル歩きがっ。
しかもスススと素早いっ。いいよねぇええ♪
兄弟がつけ狙う仇!工藤祐経は、
ここじゃぁ討たれてやれないからって、
狩場の通行証を与えて、再会を約束して、別れるんだね。
初日ならではの大向こう!!怒涛の声掛けぇえ!!
すっげぇぇ気持ちイイわぁあ。耳福ぅぅぅ♪
ありがとぉおお♪
休憩時間には、皆さんロビーのソファーに集合して、
一緒にお昼を食べていたよ。
新古演劇十種の内 身替座禅
山蔭右京 菊五郎
太郎冠者 又五郎
侍女千枝 壱太郎
同 小枝 尾上右近
奥方玉の井 吉右衛門![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
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菊五郎登場!!ヤンヤヤンヤぁ。
「山ノ神が」
って台詞だけで、もう場内はクスクス笑い♪
嗚呼、どんなメイクなのかしらん吉右衛門♪
奥方がとってもコワイ。
だけどどうしても、花子ちゃんに会いたい右京(菊五郎)。
頭ひねって考えたよ。
「諸国の寺でお祈りしたいんだけど」
「却下!屋敷の中でおやりなさい」
ウキャキャキャ!!
キッチー(吉右衛門)の玉の井だぁあ♪
すっごいぞぉお♪チャ~ミング♪クフフフ
「礼儀正しくきちっとした上品なお嬢様なので
右京はちょっと物足りないのでは。
私が女で出れば、それだけでおかしいでしょう」(by筋書)
「千枝(壱太郎)!小枝(尾上右近)!
旦那様を止めておくれぇえ」
オ!壱太郎だぁ。
スカイステージトークDX(by宝塚SKYSTAGE)で、
月組の沙央くらまがリクエストしたのが壱太郎!
どっからどうやって繋がってるんだぁ。
って興味深々で観たんだよ。
壱太郎のしっかりした物言いに好感度大。
1度舞台を観てみたかったのよぉ。
う…う…美しいやないかいなぁ。
「えっ!そんなのじぇんじぇんダメだぁぁ」
知恵をギュギュっと絞って菊五郎、
結局”1日座禅”をやることに。
替え玉を使って花子ちゃんに会いに行こっと♪
行ってきま~す。ルンルンルン♪
上司の命令には従わなければいけないのが、
部下の悲しい定め…。
太郎冠者!又五郎ガンバッテェエ♪
殿様の替わりに座っていると…
キター!奥方ぁぁぁ!
「座禅中は決して覗いてはいけないのよね…。
でも…物陰から見よぉっと。
…窮屈そうだわ。…可哀想だわ…。
顔が見たいわぁ♪もっと近づこうぉっと♪
やっぱりお見舞いしぃよぉっと♪」
ねえねえ、やっぱり奥方ってカワイイよね♪
コワイけどぉ。アハハ。夫を愛する妻だわ♪
その愛し方が”ぞっこん”ってのがたまに傷。なんだね。
あッ!バレちゃった。
又五郎のブルブル震える怯え方も上手い上手い。
「おのれぇえ!殿っっ!見てらっしゃい!」
玉の井が太郎冠者と入れ替わって…待つっ。
花道から上機嫌で登場した右京(菊五郎)。
すかさず大向こうが「お疲れさま!」
菊五郎はそしらぬ顔で…
グフフフフ♪…それって思い出し笑いってやつね。
お客も一緒にニマニマ♪
さっすが音羽屋!観客の笑いのツボを刺激するよなぁ。
ここは3階席だから顔が見えなくって…
その分、イマジネーションを膨らませるぞぉ。
太郎冠者だと思い込んで、
夢のひと時をペラペ~ラ。ペラペ~ラ。
衾を取ったら!奥方だった!ギョエェエ!!
殿を追いかけまわす玉の井。
逃げ惑う殿。
夫婦喧嘩は犬も食わなぁい。お幸せに。
幕
キャァァア♪
格調高くって品の良い笑いがラストまで。
大御所ツーショットは眼福♪耳福♪心福♪
恋飛脚大和往来
玩辞楼十二曲の内 封印切
亀屋忠兵衛 藤十郎
傾城梅川 扇雀
丹波屋八右衛門 翫雀
井筒屋おえん 秀太郎
槌屋治右衛門 我當
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最初は、松嶋屋兄弟だぁあ♪我當&秀太郎だぁ♪
ってウハウハしてたのに…ぃ。
気がついたらコックリコックリ
舟を漕いでおったわぁあ。やってしもうたぁあ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
忠兵衛(藤十郎)と八右衛門(翫雀)の
丁々発止に…インパクトがあんまり無いかも…ぅ。
「そ~れ100両ッ!200両ッ!250両ッ!!」
バラバラバラ…。
忠兵衛の手元から落ちていく金、金、金…。
ここはね、いっつもね、
この世の終わりを見るような忠兵衛にグっとくるんや。
二人藤娘
藤の精 玉三郎
藤の精 七之助
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今年1月の松竹座で初演したばかりのものが
もう歌舞伎座で!ラッキー♪
藤娘が2人も登場するなんて贅沢だぁあ♪
装置がいつもと違ってるぞい。ええ…っとぉ。
原画に戻してあるんだって!
画家小村雪岱(せったい)が戦前、六代目尾上菊五郎のために
描いた「藤娘」の原画に忠実な樹影に変える。
玉様が愛する泉鏡花の本の装丁とか
挿絵も描いていた画家なんだって。へぇえ。
そっかぁ、舞台のムードそのそのものが
玉様って感じがするのはそのせいなんだぁ。
「彼が描いたままに踊りたい。画家が藤娘に抱いた美意識を、
より近くで感じられると思うんですよ」
もうねぇ、何もかもが新鮮!!
私が知ってる「藤娘」じゃぁないよぉお。
アッパレ!玉様!
客席の上から下へ、玉様が動かすその眼が…。
伏していく瞼が…美しいぃいいい♪キャァァァア♪
え、いや、ほら、3階席だからね、
いっつも上から見下ろしてるからさぁ。アハ。
ひたすらに眼福じゃぁああ♪
終演後、劇場から出るお客で溢れる1階ロビーで、
富司純子(尾上菊五郎の奥方)と扇千景(坂田藤十郎の奥方)、
着物姿のツーショットを発見!
ご贔屓さんに挨拶していたんだね。
「千景、綺麗ね」っておばちゃん達が。
お!密かに吉右衛門の奥様もっ。
嗚呼、こういう風景って歌舞伎だぁああ♪
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平成26年3月2日(日)~26日(水)
昼の部 壽曽我対面 身替座禅 封印切二人藤娘
夜の部 加賀鳶 勧進帳 日本振袖始
三月のGINZAKABUKIZA 木挽町広場 (2014.3.10記)