アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

ヨーロッパ企画「バック・トゥ・2000シリーズ」

2007年06月20日 | 演劇


駅前劇場     5/9(水)  
ザ・スズナリ    5/14(月)  

7年前にタイムスリップー

ヨーロッパ企画の面々は、
大学生だったり、高校入試だったりしたそ~で。
グヘェエエ~若~い。

今回の3本立て公演は、
当時創作した作品のリメイク。

メンバーが”砂組”と”雪組”に分かれて
下北沢の2劇場で、ほぼ同時上演。
画期的な企画じゃん。
下北沢の主・本多さんもやってくれるじゃん

とりあえず、こっちを先に観たヨ。

■ヨーロッパ企画第22回公演「苦悩のピラミッダー」 
 作・演出:上田誠
 出演:石田剛太、酒井善史、角田貴志、永野宗典、
    西村直子、松田暢子 /中西武教(ジュース)

  4/4~11 大阪 インディペンデントシアター2nd 
  5/3~14 東京 下北沢駅前劇場 

エジプトのピラミッドブームから100年。

紀元前2200年。
王が急に言ったらしい「ピラミッドを作れ~!」
プロジェクトチーム結成だ。
あれ?皆、やる気あんのか~!?

セットの壁は、
エジプットっぽい絵文字でビッシリ
衣装もエジプトチック。
でもって、裸足だったりすんの!

町からやって来た建築士が
「今流行ってるのは”サンダル”」
っていう話になって
さり気なく足もとが変化して行く…。

まったり~…タラ~…
とした感じに見えるのは
やっぱり太陽光線がキツイからなのか

国家予算が足りなくって、スポンサーを募った。
それが、サンダルメーカー…。
やってることが
21世紀ナイズされてたりして。アハハ。

でも、
書類のコピーは手書きなの。アハハ。

建ててるピラミッドが、ちょっと歪んでる!?
ギャッッ!

そんな風景が、
なんてことない日常っぽく感じてきちゃうから
こりゃまた不思議…。 

終演後の役者紹介で、
ヌワント!
「これから”冬のユリゲラー”に出てきます」
石田剛太
走ってスズナリに向かうらしい。
ここから歩いて5分くらいかなぁ。ガンバレ!

お次はこっち。

■ヨーロッパ企画第23回公演「冬のユリゲラー」 
 作・演出:上田誠
 出演:諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、本多力、山脇唯/
  人羅真樹(イクイプメン)/首藤慎二(ベビー・ピー)/岡嶋秀昭、他

  4/15~22 4/15~22 大阪 インディペンデントシアター2nd 
  5/5~15  東京  下北沢 ザ・スズナリ 

ユリゲラーって誰だっけ?
そうだっ!スプーン曲げの。懐かしいぃぃ

サイコキネキス・テレパシー 
とくれば
♪超能力を使うとき~♪(byバビルⅡ世
そっちに走るな!

テレパシー、テレポーテーション、透視、念力
とにかく皆エスパーなの!ESP!

♪ESPきっとみつかる~ESPきっと出会える♪(by宝塚
そっちにも走るな!

とにかく、
クリスマスイブの夜、超能力者たちが
街はずれの喫茶店「カフェ・ド・念力」に集合!

日頃は”普通の人間”っぽく振舞う彼ら。
今日は思う存分、自分の能力を披露しちゃうヨ。

でもみ~んな初対面なのね…。
だから思わぬ災難を拾っちゃう!

超能力番組”冬のユリゲラー”の
「びっくり人間募集」に応募した男。
それを取材するテレビ局のAD。

この2人を巻き込んで、てんやわんやー。

フジテレビの「劇団演技者」(2005年)
で見た時より、パワーアップしてる!

寄席に来たよ~だ。大~笑いだ。

やることなすことズッコケなんだなぁ。
みんなの超能力が2流なんだなぁ。
劇場で体感して笑って欲しいんだなぁ。

大事件も一件落着して暗転…。
おわり。
かと思ったらっ!

再び舞台が明るくなった。
カウンターに座っていたのは
石田剛太!
「へっちゃらです」と一言。
OH!
びっくり人間"何をされてもへっちゃら"な
へっちゃら男役で、ここに、こうやって出るために
苦悩のピラミッダー”演ってる駅前劇場から
走って来たのかっ。ワハハ。

「今日は向こうが楽日なんで、バラシに行ってきます」
メンバー紹介の途中で去って行った。
やっぱりオモロイ!


■ヨーロッパ企画第24回公演「衛星都市へのサウダージ」   
 作・演出:上田誠
 出演:石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、
  中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、松田暢子、山脇唯

 5/31~6/10 大阪 インディペンデントシアター2nd 
 6/20~7/2  東京 THEATER/TOPS 

未来、スペースシップの船内。地球で人口が爆発するおり、ついに他惑星移
住に乗り出した人類たちの、壮大なサーガにしてこじんまりとしたSF会話劇。

2000年8月に、今はなき京都のギャラリー「スペースKS」にて上演。これまで
のヨーロッパ企画の中でもひときわ目立たない、世間を騒がせない公演だっ
たが、会場が狭かったこともあり、ヨーロッパ企画メンバーの中では、「客席
のボルテージは最高潮、過去随一の爆笑を引き起こした公演」という甘美な
感じで記憶されている。2005年に上演した「Windows5000」は、この作品の劇
世界から生まれたサイドストーリーだったりする。(ちらしより)

フムフム。
バック・トゥ・2000シリーズ、ラスト1本!
3本目にして、劇団員全員集合~!!

ますます”まったり度”パワーアップか?
楽しみぃぃ

東京公演、本日初日!
残席状況は → ヨーロッパ企画

これまでの観劇レポはこちら
  歳末スペシャル2006  
  
ブルーバーズ・ブリーダーズ
  サマータイムマシン・ブルース2005

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2 コメント

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ラストで参戦! (midori)
2007-06-22 11:30:02
色々アドバイスをいただき、迷った末に最期の1本のみ
観劇にしたんですが…。
かしまし娘様のアップを読むと、他のも観とけば?!と
思いました!
(><)
思いましたが、あの時期はチケ取りはガマンと自戒して
たんですよね…。
(ーー;
はい、では、気持ちを切り換えて!
“劇団員全員集合”“甘美な感じで記憶”の作品を拝見
したいと思います♪
(^m^)
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ラストで勝負 (かしまし娘)
2007-06-22 14:07:53
midori様、まいど!
いや~私もこんなに、ウハハだとは思ってなくって…。ごめんなさい。

「苦悩のピラミッダー」より「冬のユリゲラー」の方が、よりツボにハマリました。
だからラスト1本は、もっとツボにグイグイ来ると思います。(笑)

蓋を開けてみないと何が飛び出すか判らない劇団なので、
「何これ!?」と思っても、
1回でやめずに、2回3回と観て下さいね。って伝統芸能か!

midoriさんの感想を、お待ちしてま~す。
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