アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

「鈴々舎馬桜のらくごカルチャー1ほか」大銀座落語祭2007

2007年07月18日 | 落語・講談・漫才


JUJIYAホール    7/14(土) 

地下鉄・銀座一丁目駅のエスカレーターで発見
これかぁ噂の”イ・ビョンホンの大写真”
うわぁ、あっちにも、こっちにも。
オッ!おばさんがシャッターをっ。
ほんじゃまぁ、
韓国より香港明星が好きな私だけど
カシャ(画像見てネ

さ~てさてさて、
中1日置きまして、祭も3日目!
今日からが本番。
第2ランウンドっ!
落語友達とど~っぷり浸かるぞ~。

あ…また十字屋ホール。
後ろの席だから…予想通り
見えねぇー!くっそー!

普段はパーティー会場なの?
”臨時の寄席”だから、
平場だはっ、椅子は固いはっ
お尻が~アイタタタ。
最高気温24度(くらい)なのに、
冷房ガンガン!と思えば、ピタッと止まる。
温度差激し過ぎっ。
ええかげんにせ~よ!

状況は最悪なのに、
舞台の上はヒャッホ~!!

第一部:鈴々舎馬桜のらくごカルチャー1

頭がテカリンとしてるおじさんが登場
…落語家だって!失礼だなぁ(ごめんなさい
鈴々舎馬桜…読み方が判らん!
「れいれいしゃばおう」(後で調べてみたよ)

「落語の正しい観方は…」
え~!そんなんあんの~?
イマジネーションね!よっしゃよっしゃ。

「座布団に前と後ろがあるのを知ってる方」
手を上げて下さい。ハーイ!
じゃあ知らない方。
ウフフ授業中なんだ、今。

座布団の、1箇所だけ切れ目のない所を
正面に向ける。
それは、お客さんと”切れ目がありませんよ~に”
そーして、
演者が変わる度に、ひっくり返すのは
”みそぎ(禊)”
すっご~い話になってきたぞ。

フムフム(只今聴講中)

え!何じゃ!?大型テレビ
中学生用の””のビデオを観たいか否か
挙手で決定。グハハ

”船弁慶”(観世流)を20分

歌舞伎よりストレートなのに、幻想的。
余分なものを削ぎ落としてるんだね。

あ!そのテープのつづきは文楽
観たいぃぃ。無理~。

キョエェ!明日は歌舞伎の話だって!
ごめ~ん。違う会に行くんだ(ガックシ

能、伝統芸能、落語をお勉強。
「もっと詳しく知りたい方は、
東武カルチャースクールへどうぞ」
グハハハ宣伝上手~。

さっすが!話し方がマジ上手いよー。
160人をグイ~ッと惹きつけちゃう。

扇を置いた位置が”結界”になる。
OH~!
「趣味悠々・茶の湯」でやってたぞ。
お客が上座で、噺家が下座。
ウ~。能と同じなんだぁ。
落語ってすっげぇ!

羽織を脱ぐのは何故?とか、
落語と時空間とかとかetc

ボリューム満点の講義に
めん玉引っ繰り返った~。

きっかり1時間で終了。
ほんと~に落語家なの?
今度は噺を聴いてみたい!

第二部:この人で聴きたい!1

○△■× 「鶴」

ごめんちゃい。
名前が聞き取れなくって…
顔ヨカッタのにぃ(そこかい!)

鶴はなんで鶴って名前なの?
鶴は昔、首長鳥と言ったんだって。

遥か昔、浜辺でお爺さんが、鳥を見てたのね。
1羽目は、
「つ~」と飛んで来て松の枝にヒョイと止まった。
2羽目は、
「る~」と飛んで来て松の枝にヒョイと止まった。
だから、「鶴」って名になったのさ。

ご隠居に教えてもらったこの話を、
源ちゃんに自慢してや~ろおっと。
ルンルン気分で話し出す八五郎…。

「ああ~違うっ!」
八五郎にそう叫んでしまいそ~になるなぁ。
ようあれだけ、間違えた話が出来るなぁ。
アハハ

雷門助六 「蚤茶屋」

茶屋で、
芸者や幇間の”顔相”を見る。
そう言って、顔を突き出させ、
襟首から”のみ”を入れちゃう
キャァァァァ
なんていたずらするんだ~!
でも、
幇間の身体がヒクヒク動くのが愉快~。

桂文楽 「心眼」

小朝のリクエストだって。
去年もそんな事言ってた人がいたなぁ。

「めくら」「ドめくら」
放送禁止用語が並ぶから
テレビじゃぁ観れない。

聴かせたよ~。
じっくり、しんみり、イイねぇ。
なのに、
クライマックスでやって来たのは
♪飛んで飛んで飛んで回って回って回る~♪
ま…ま…円広志
来んな~ボケ!で、サゲが判らず…
友達にギョエッと驚かれたぁ。(クスン)

~中入り~

三遊亭圓龍 「稽古屋」  
 ※三味線実演付

ドデカイ身体で、三味線がモゲそ~。
ギャハハハ

お師匠さんに成りきってるぅぅ。
しかも、女性だからね。
高い声でしっとりぃぃ~。

6歳のお花ちゃんに、
京鹿子娘道成寺』の稽古をつける
お師匠さん。

「はいそこで鞠をついてぇ…そうですよ」
グハハハ

歌舞伎観ててヨカッタなー。
想像できるもんなー。
落語と歌舞伎繋がってるのよー。

女にもてようと、芸事修行に来た野郎が
習いたいのは清元!

お師匠さん、
こっちも、なかなかのもんだネ。

小米朝でも楽しんだけど
圓龍は「肝っ玉かあさん」の京塚昌子風で。
グフフ。

野郎が清元の練習で
屋根に上って…って噺が続くのに。

私もお師匠さんとこで習いたいぃぃ
この熱い想いしか頭に残ってないっっ。

桂南喬 「天狗裁き」

知ってる噺なのに、笑った~笑った~
だから落語はやめられない♪

男が見た夢の話を、
女房が聞きたがり、お隣さんが聞きたがり、
大家さんが聞きたがり、果ては
お奉行様が聞きたがる。
そ~なの、
み~んなが聞きたがって大騒ぎぃい!

でも、本人は
「夢なんて見てないっっ」
そう言えば言う程
「隠すなよ!」「絶対聞きたい!」
人間心理突いてるよねぇ。

奉行所で、松の木にぶら下げられて…。
突然、ビュ~~ビュ~~ビュ~~。
天狗さんに、さらわれちゃったぁぁぁ。

高尾の山で
「誰にも言わないから、わしには教えろ」
迫られてるよ~。

イイ!イイよ!南喬
キャリアがピリっと効いてるよ。
なんとも言えない心地良さで
会場を包み込む~。

調べちゃったよ。
師匠の三代目金馬が鬼籍に入った後、
五代目小さん門下に!
グワァァァア
だから、ビリッッときたんだなぁ。

胃がキリキリ痛むのに
雨の中、ガンバッテ来てヨカッタ。
明日も銀座へレッツゴー。 

ここにも行きましたレポ → 1日目 4日目(1) 4日目(2)

毎年のレポ → 2006年 
           2005年 長講名人会  上方の底力
           2004年

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