
”日本初の恐竜全身骨格カムイサウルス”
と言えば、この人だよね。
テレビで、カムイサウルスと
一緒にいたのを見たよぉ。
恐竜まみれ
~発掘現場は今日も命がけ~
著:小林快次
出版:新潮社
単行本発売:2019年6月
文庫本発売:2022年7月1日
価格:781円(税込)
1年中恐竜の骨を探し続けているぅう。
仲間達(外国人)より背が低いことや、
人と同じ道を通らないことで
シッカリ見つけちゃってるよぉおお。
しかぁし、
その骨が繋がっていてデカければデカイほど…
どうやって持って帰る?
現地スタッフのモンゴル人の知恵も借りて、
やっとこさ持ち帰ったりしているぅう。
スッゲェエエ!!
そうして、
掘る時間が半端ないのねぇえええ。
見つけたからって
チャチャチャと持って帰れないし、
1年に1度しか来れなかったりもするから、
盗掘野郎達に見つからないように、
埋め戻して来年までサヨウナラ。
恐竜の骨って人気があるんだって。
だから盗んで売る輩が横行。
しかもお目当ての部位しか
要らないもんだから、
残骸を見つけると
なんとも言えない気持ちに…ぅ。
発掘チームの仲間達や師匠の話も、
カムイサウルス発見の物語も、
オモロカッタぁああ。
恐竜を見つけるには
莫大なお金がかかるぅうう!!
嗚呼、私がアラブの石油王の娘だったなら…
谷町になって、
ジャンジャカ出しまくるのにぃい。
そうして見つけた恐竜に、
私の名前を付けてもらうのよぉお。
イヒヒヒ…アホやぁ。
発掘した骨が形になって、
恐竜ってスッゲェエ!
地球ってスッゲェエ!
夢とロマンをドンドン
膨らませてくれるのだぁああ。
夏こそ、この本のページを捲って
世界的研究者“ダイナソー小林”と
スリリング&ワイルドな冒険の旅へ
出掛けようぜぇえ!
小林 快次
1971年福井県生まれ。
北海道大学総合博物館教授、同館副館長。
ゴビ砂漠やアラスカなど、北環太平洋地域にわたる
発掘調査に出ながら、恐竜の分類や生理・生態の研究を行う。
専門は獣脚類恐竜のオルニトミモサウルス類。
95年、米国ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。
2004年、同サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。
最新刊は『恐竜まみれ』(新潮社)
恐竜まみれ/新潮社
※試し読みできます