2022年2月 晴れ
紀伊国屋サザンシアター 18:30開演
劇団民藝
レストラン「ドイツ亭」
原題=Deutsches Haus by Annette Hess
原作=アネッテ・ヘス
脚本=長田育恵
演出=丹野郁弓
後援:ドイツ連邦共和国大使館 ドイツ連邦共和国大使館
Performing Rights S.Fischer Verlag GmbH, Frankfurt am Main, Germany;©
原作邦訳『レストラン「ドイツ亭」』河出書房新社刊(訳 森内薫)
出演
エーファ・ブルーンス:加來梨夏子
アネグレット・ブルーンス:石村みか(てがみ座)
ユーディト・ブルーンス:日色ともゑ
ルートヴィヒ・ブルーンス:西川 明
ユルゲン・ショールマン:岸野健太(てがみ座)
ヴァルター・ショールマン:山本哲也
ミラー(検察事務官):箱田暁史(てがみ座)
バウアー(検事長):千葉茂則
裁判長:みやざこ夏穂
弁護人:岩谷優志
アルベルト(被告人):松田史朗
ライナー(客):吉田正朗
ガボール(証人):天津民生
オットー(証人):田口精一
ムルカ(被告人):佐々木研
ムルカの妻:別府康子
ボーガー(被告人):境賢一
ジャスキンスキー:杉本孝次
ハイデ(看護師):高木理加
キュスナー(医師):本廣真吾
若い母親:増倉佑美
ナディア(証人):望月ゆかり
廷吏:平野 尚
〃:横山陽介
1945年のニュルンベルク裁判から
ほぼ20年後のドイツ フランクフルト。
ポーランド語の若手通訳者エーファが、
「アウシュヴィッツ裁判」で
第二次世界大戦中、
ドイツが何をしていたのか知ってしまった…。
エエェエ!!
忘れられつつあったということかぁああ。
若い世代には、
伝えられていなかったのかぁああ。
ドイツはガンガン教育してると
思ってたよぉお。
ドイツが
過去の歴史と向き合う扉を開いた
「アウシュヴィッツ裁判」は
1963年に開廷され、
ホロコーストに関わった
強制収容所の幹部らが
ドイツ人自身によって裁かれました。
この作品は史実をもとに
若いドイツ人女性がたどった
成長と葛藤の軌跡を
鮮烈に描きます。
22か国で翻訳出版された
ベストセラー小説を、
歴史と人間を見つめ続けてきた
長田育恵による脚本で、
世界に先駆けて初めて舞台化します。
ウピョォオオオ!!
映像化の話は色々来てるんだけど、
舞台化の話は、
初めてだったなんてぇええ!!
最初は何がなんだか判らなくって、
裁判所で、
キョトキョトしていたエーファが、
ドンドン前のめりになって行くぅう。
客席も、エーファと一緒に
ドンドン前のめりぃいい!
家族は、
壊れかけた恋を放ったらかして、
仕事に全集中するエーファが心配。
ところが、
エーファが幼い頃に見た、
姉が描いた風景画を思い出して、
家族の過去が暴かれたぁああ!
まさか自分の家族がぁああ!
ビックリするエーファ!
そして客席ぃい!
エーファを演じる女優加來梨夏子は、
これが初舞台!!
そうは思えない存在感だったぁあ。
シュッとした長身で。
落ち着いた声で。
そうして
家族や恋人の愛に包まれながら、
伸び伸びと舞台上に息づいてたぁあ。
客演のてがみ座の俳優陣が、
劇団民藝に
新しい風を吹き込んでて、
新鮮だったぁあああ。
バッチリな化学反応ぉおおお。
過去は振り返らず、
未来を夢見ていたい。
でもやっぱり、
歴史に目を瞑ることは出来ない。
テーマは重いんだけど、
ズッシリ感一色じゃぁ無くって、
爽やかぁぁああ。
だからこそ、
いつまでも心に残るんだなぁああ。
通訳をする時って、
どういう風に言葉が交差するのかなぁ。
って思ってたら、
しっかりポーランド語で!!
初めて聞いたわぁ。
馴染みの薄いだろう言語に
チャレンジした
俳優達に大拍手っっ!!
おかげで、
臨場感タップリだったぁああ。
オミクロン株がウヨウヨしている中、
全日程公演が出来た!
本当にヨカッタぁああ。
脚本家は、てがみ座の長田育恵。
アレ…最近テレビドラマで
名前を見た様な…
って思ったたらぁあ。
NHKの『流行感冒』『群青領域』
『旅屋おかえり』etc
ウォオオ!
『旅屋おかえり』も面白かったぞぉお。
是非是非、続編をぉおお!
『旅屋おかえり 秋田編』
2022年4月2日(土)
総合テレビ 夜10時(2話連続放送)
ウピョォオ!嬉すぃいい♪
『レストラン「ドイツ亭」』も
いつか全国を巡演するよね。
この素敵な作品と
沢山の人が出逢って欲しいぃい!
後日、大型書店に行って
原作本を見つけたよぉ。
買わなかったけどぉ(コラコラ)
劇団民藝
《劇団民藝+てがみ座公演》
2022年2月3日(木)~12日(土)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
河出書房新社
アネッテ・ヘス 著
森内 薫 訳