香水 ある人殺しの物語 文春文庫
著:パトリック・ジュースキント
訳:池内紀
まさか、この本に再び巡り会うとは…。
単行本の発売は1988年。
本屋で出逢ったのは、たぶんそれから数年後。
香水の種類でも書いてあんのか?
手に取ってみて、おったまげっっっ!!
たしかに奇想天外な物語
人の香り…
香水の調合師…
体臭がない主人公…
殺人事件…
フホ…レジに走ったさ!
あれから何年…?
本屋で待っていたのは”小さくなった”『香水』
文庫化されてるヨー。
でも、目の端っこに入っただけ~。
それからまた月日が流れて…
帰って来た!って時効警察?(ちがう)
『パフューム』
スピルバーグ、スコセッシが奪い合った
禁断のベストセラー『香水』ついに映画化!!
でも、何だっけ?
どんな話だっけ?
読んだそばから消えてゆく記憶…。
米粒ほどしか残ってない…。
ウズウズ…レジに走ったさ!
ところで
パリの話だけど、ドイツ語で書かれたんだね。
作家はドイツ生まれ。
翻訳者は、たしかドイツ文学者だよね。
びっくりしたな~もう。
”フランスが舞台=フランス語”
って考えは、直球ド真ん中か…トホホ。
顔が良く、スラリとした体と白い肌。
だから、その娘は美しい。
そう噂するけど
みんな知らないのだ。
魅力の秘密は唯一
そのたぐいまれな、匂いのせいだということを。
知っているのは主人公だけ…。
読んでると、
ニオイが気になってパブリーズしちゃう
…じゃなくって、
鼻をヒクヒクさせて、クンクン嗅ぎたくなる。
それ街角で、ホントにやったら変なヤツだけど…。
匂いで人々の気持ちまで、
自由自在に操れるなんて!
そうして衝撃のラスト
すっげ~すっげ~こ~来るかー!
あ、映画!→ http://perfume.gyao.jp/
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