アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

ある人殺しの物語「香水」

2007年07月11日 | 


香水 ある人殺しの物語 文春文庫
 著:パトリック・ジュースキント
 訳:池内紀

まさか、この本に再び巡り会うとは…。

単行本の発売は1988年。
本屋で出逢ったのは、たぶんそれから数年後。

香水の種類でも書いてあんのか?
手に取ってみて、おったまげっっっ!!

たしかに奇想天外な物語
人の香り…
香水の調合師…
体臭がない主人公…
殺人事件…

フホ…レジに走ったさ!

あれから何年…?
本屋で待っていたのは”小さくなった”『香水』
文庫化されてるヨー。
でも、目の端っこに入っただけ~。

それからまた月日が流れて…
帰って来た!って時効警察?(ちがう

『パフューム』
スピルバーグ、スコセッシが奪い合った
禁断のベストセラー『香水』ついに映画化!!

でも、何だっけ?
どんな話だっけ?
読んだそばから消えてゆく記憶…。
米粒ほどしか残ってない…。

ウズウズ…レジに走ったさ!

ところで
パリの話だけど、ドイツ語で書かれたんだね。
作家はドイツ生まれ。
翻訳者は、たしかドイツ文学者だよね。
びっくりしたな~もう。
”フランスが舞台=フランス語”
って考えは、直球ド真ん中か…トホホ

顔が良く、スラリとした体と白い肌。
だから、その娘は美しい。
そう噂するけど
みんな知らないのだ。
魅力の秘密は唯一
そのたぐいまれな、匂いのせいだということを。
知っているのは主人公だけ…。

読んでると、
ニオイが気になってパブリーズしちゃう
…じゃなくって、
鼻をヒクヒクさせて、クンクン嗅ぎたくなる。
それ街角で、ホントにやったら変なヤツだけど…。

匂いで人々の気持ちまで、
自由自在に操れるなんて!

そうして衝撃のラスト
すっげ~すっげ~こ~来るかー!

あ、映画!→ http://perfume.gyao.jp/
WOWOWのOAを待ってるよ。(おいおい

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