第2部 『小鍛冶(こかじ)』
能を基盤として市川猿翁がS14年(1939)に初演。
文楽はS16年6月四ツ橋文楽座で初演。
小鍛冶宗近って人が、帝から仕事の依頼を受けた。
刀鍛冶の名人さんだからサ、「スゴッ!!」ってもんを創りたいわけね。
もー1人名人がいないかなぁ~。
そーしたら世界NO1のものが出来るのに。
お稲荷さんにお願いしたら、
♪呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン♪(byハクション大魔王)
老翁現るっっ。
「手伝ってやるけど、ジジィの言うこと聞きなされ」
名犬…(そりゃラッシー)名剣!
その故事来歴~。うんちく語るよ~。
ひとしきり喋って満足したのでありましょう。
足を空中でバタバタッッッ!!
エキサイティングに♪飛びます飛びます♪(by坂上二郎)
「さらばじゃ~」
OH~!やはり、お稲荷さんだけに狐!?
舞台真っ暗。
キャ~~ッ。何かが始まるのよ~。(怪談じゃないっつーの)
杉木立。注連(しめ)。祭壇。厳粛。シ~~ン…。
「如何にや宗近。勅の剣打つべき時は只今なるぞ。
頼めや頼め、たゞ頼め」
宗近~!稲荷明神サマ~!
さぁ~いくで~!よっしゃ~やるで~!
トンテンカンテン~♪
おっと危ないっ。手が滑る~っ。
安全第一、指差し確認、忘れずに。
トンテンカンテン♪リズム良く~っ。
♪暫時(しばし)もやまずに 鎚(つち)うつ響(ひびき)
飛び散る火の花 はしる湯玉(ゆだま)
鞴(ふいご)の風さえ 息をもつがず
仕事に精出す(せいだす) 村の鍛冶屋 ♪
「村の鍛冶屋」1番歌えました~ハハハ。(歌ってどーする)
√ 天の叢雲(むらぐも)かゝるとも、むらむら雲のみだれ焼、
匂ふばかりの金色は、霜夜の月に照り添ひて、
いと潔く見えにける
「勅命の御剣、只今成就仕る」
と恭しく捧ぐれば
道成欣然と領承あり
表には「小鍛冶宗近」裏には「小狐」とクッキリ刻んで
剣が誕生~!!
「刀は~お友達だぁぁぁぁ!!」(by橋本じゅん)
それは『阿修羅城の瞳』(by劇団☆新感線)じゃんっっっ!
突然っ!ズ~ッと脇で座ってた人が
「小狐丸と名付けよー」
ビックリした~。勅使だったんだね。
稲荷明神は觔斗雲に乗って(違うよ~猿じゃないよ~)
稲荷の峰に帰っていきましたとさ。
めでたしめでたし。
アッという間の28分間っ。
ツレ弾きがビンビン!!人形はガンガン!!
『曽根崎心中』の”ツマ”って言ったん誰~。(…私)
とんでも8分っっ。また来て10分っっっ!!!
お次は『曽根崎心中』へ。
ルポレポはこちら 11日~26日 国立小劇場
第1部 「御所桜堀川夜討」 「関取千両幟」
第2部 「小鍛冶」 「曽根崎心中」
第3部 「天網島時雨炬燵」
おすすめ本はこちら
「文楽に連れてって!」「文楽ざんまい」」「文楽のこころを語る」
「舞台宇宙の住人たち」
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