この演目の組み合わせは…。
前に観たことがあるな…。
でもそんなの関係ねぇえ!
世紀のゴールデンコンビなんだもぉん♪
行くで行くで行くでぇえ!
2021年2月4日(木)晴れ
歌舞伎座 14:15開演 3階A席
第二部
2:15-3:20
四世鶴屋南北 作
渥美清太郎 改訂
於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
土手のお六
鬼門の喜兵衛
土手のお六 玉三郎
山家屋清兵衛 権十郎
髪結亀吉 中村福之助
丁稚長太 寺嶋眞秀
庵崎久作 吉之丞
油屋太郎七 彦三郎
鬼門の喜兵衛 仁左衛門
ダラ~っとした生活を送っているのねぇ。
暗くて汚い家に住んでいる、
土手のお六(玉三郎)と
鬼門の喜兵衛(仁左衛門)。
キャァアアアア♪
どんな姿でも
このツーショットはステキなのだぁああ♪
ちょっとしたことが
数珠つなぎの様に繋がって、
「こいつは一儲け出来そうだ」
お六と喜兵衛が
油屋へ強請りに行ったぁあああ。
「弟が死んだ」って
死体をゴロリと転がしたのに、
その顔を見た丁稚が、
「お店の人だ!」と言い出して…。
この丁稚の長太役が寺嶋眞秀くん!
お目目パッチリぃいい。
お人形さんみたいぃいい。
丁稚だから、
お茶汲みもやらなきゃいけなぁい。
キビキビ動くよぉおお。
キャワイイ♪
番頭が差し出す消毒液で、
お手手を消毒してるぅうう。
客席は爆笑ぉおおお!!
”しのぶお母様”の躾がどうたらこうたら、
番頭がアドリブをっ。
本人は表情一つ変えないのに、
盛り上がったのが客席だぁあ。
拍手っ!拍手っ!
お六と喜兵衛の悪巧みは、
あっさりバレちゃったぁああ。
棺桶を運んできた駕籠を担いで、
帰るよぉおおお。
グハハハハ
退廃的なムードの中に、
お笑いを絡めて
清々しい風をビュンビュン
吹かせながら退場ぉおお。
さすがはゴールデンコンビ!!
アッパレじゃ!!
歌舞伎座
2021年2月2日(火)~27日(土)
第二部
於染久松色読販 (2021.2.17記)
神田祭 (2021.2.18記)
第一部
本朝廿四孝/十種香 (2021.3.8記)
泥棒と若殿 (2021.3.9記)
2018年3月 歌舞伎座 於染久松色読販 神田祭 (2018.4.14記)
お染久松やから上方ですね。
丁稚長太とあるので、江戸では小僧、丁稚は上方。
はてな?といっしゅん戸惑いましたが。
オオ!言われてみれば!
台詞は江戸言葉でした!
気になるので調べてみると、
文化10(1813)年に鶴屋南北が、江戸森田座書き下ろした江戸世話狂言でした!
面白いですね。
上方の物語をちゃっかり江戸に替えてるなんて。
あ、そういえば、今回の場面は、お染も久松も出てきませんでした。
こういう所もオモロイですわぁあ。